熊本の歴史文化をお菓子で届ける老舗菓子店
戦後、昭和24年(1949年)、熊本の城下町に飴菓子作りの店として創業した菓子製造メーカー「岩田コーポレーション」。「あんたがたどこさ肥後もっこす本舗」という店舗名で、熊本駅や熊本空港などの県内のお土産屋さんで販売しています。
長年親しまれている小さな卵型の駄菓子「すずめの卵」(写真)、第24回全国菓子博覧会で栄誉大賞を受賞した銘菓「肥後太鼓」など、幅広い世代で愛されている菓子や飴菓子を販売しています。
「肥後もっこす」とは、熊本弁で「熊本の頑固者」という意味。熊本県産の米やゴマ、天草の塩、阿蘇の天然水など素材にこだわり、伝統の製法と味をもっこす精神で継承しています。
創業70周年記念には、豆菓子や煎餅とチョコレートをかけ合わせた新ブランド「熊本ショコラ」も立ち上げて、熊本のお土産を活気づけています。チョコレート菓子は冬季限定(3月末まで)販売なので、冬を迎えたらチェックしたいお菓子です。
肥後の白・黒「胡麻太鼓」
今回紹介する胡麻煎餅「肥後の白・黒 胡麻太鼓」は、東京にある熊本のアンテナショップ「銀座熊本館」で購入しました。
「肥後の白・黒 胡麻太鼓」は、白煎りごまを使った「白胡麻太鼓」と、黒煎りごまを使った「黒胡麻太鼓」の2種類。第25回 全国菓子博覧会で金賞を受賞し、発売以来リピーターさんも多い人気ものです!
煎りたてピーナッツと醤油風味のあられを水飴でからめた甘辛いお煎餅「肥後太鼓」(写真)の技法から誕生しました。熱々の水飴を絡めて丸い型へ流し、水飴が固まったら型から取り外して完成。水飴の量など微調整は機械には頼っておらず、職人さんの技が光っています!
開封したら胡麻のいい香り……。一面が胡麻がみっしりで、ただものではないことを感じます!
素材は、ごま・砂糖・水飴・アーモンド・大豆・塩のみを使い、甘味料や保存料など添加物は不使用。1枚あたり約3000粒の煎りごまを含み、胡麻太鼓1〜2枚には、健康推奨目安の摂取量(10〜20g)が値するそう。
水飴でしっかり固めてパキッと割れて、固そうですが予想外に食べやすいサクサク食感です! これが職人さんの感覚と技が生み出す食感なのかと感激。胡麻の風味がぶわぁ〜っと広がり、胡麻そのものを食べている気分です!
「黒胡麻太鼓」は焙煎の香ばしい風味が深く広がり、「白胡麻太鼓」は香ばしくてまろやか。素朴の甘みに加え、砕いたアーモンドと大豆も入っているので、時折ナッツの味わいも。胡麻の香りと旨みは不思議と飽きず、健康志向の方や子どもにも安心して贈れるお土産です。噛みしめるたびに、ゴマゴマゴマ! とクセになります!
県内の店舗・オンライン・催事で販売
熊本県内のフードパル本店、JR熊本駅店、熊本城城彩苑店 、鶴屋百貨店、熊本空港店で販売し、お取り寄せも可能。店頭では、1枚から販売され、4枚入・10枚入・20枚入のセット販売もあり(2023年4月から価格改定予定)。
HPを見てみると、熊本県内外からおいしい声が届いていて、発売以来大人気の一品だということが伝わってきます。お土産・贈答品に贈りやすいのもうれしい。自然で健康的で、家に常備して日常的なお菓子にしたくなりました!
●価格:2023年4月から価格改定予定。最新情報はHPにてご確認下さい。
(2023年3月購入時点)税込価格:1枚119円、4枚入475円、10枚1,188円、20枚入2,376 円
●賞味期限:120日
HP:https://antagatadokosa.com/lp/gomadaiko/
岩田コーポレーション
●住所:熊本県熊本市北区和泉町168-18 フードパル熊本内
●TEL:096-245-5211
●HP:https://www.iwata-corp.jp/
●Instagram(あんたがたどこさ 肥後もっこす本舗):@antagatadokosa.iwata
●お取り寄せ:https://antagatadokosa.com/
販売店舗:熊本県内のフードパル本店、JR熊本駅店、熊本城城彩苑店 、鶴屋百貨店、熊本空港店
(購入店舗)
銀座熊本館
●住所:東京都中央区銀座5-3-16
●TEL:03-3572-1147
●営業時間:11:00~19:00
●定休日:第1月曜、年末年始
●交通:地下鉄「銀座駅」C2出口から徒歩約2分
●HP:https://www.kumamotokan.or.jp/default.html
[all photos by kurisencho]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
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