【熊本県おすすめ土産】真っ白!400年前から愛される「朝鮮飴」って一体どんなお菓子?

Posted by: Sayaka Miyata

掲載日: Feb 20th, 2023

箱を開けると一面真っ白! 初見だとびっくりする人も多いかもしれません。今回紹介するのは、熊本県にある「老舗 園田屋」の「朝鮮飴」。400余年前から変わらぬ一家相伝の製法を守り続けている味わいを、実食ルポで紹介します。熊本空港などで販売されているので、お土産にもおすすめですよ。


 


 

老舗 園田屋の「朝鮮飴」とは

朝鮮飴

「朝鮮飴」は、もともとは「長生飴」と呼ばれていました。今から400余年前、当時の熊本藩主加藤清正公が朝鮮の役の際に持参し、気候風土に変味せず、保存性がよかったことを賞賛し「朝鮮飴」と名付けたと言われています。そんな歴史ある和菓子「朝鮮飴」の製法は、現在も変わらず、一家相伝です。

老舗 園田屋の「朝鮮飴」の商品ラインナップはこちら。

  • 16本入 691円(税込)
  • 24本入 1,404円(税込)
  • 33本入 2,106円(税込)

筆者は16本入を購入しました。朝鮮飴をいただくのが初めてだったのですが、まず蓋を開けて驚きました。

中は、一面真っ白。片栗粉に埋もれていています。

きれいに一面真っ白なので、どこから手を付けようかと戸惑いつつも、思い切って取り出してみました。

真ん中に仕切りがあり、8本ずつ並べられているようです。

どんな味?

それではいただきます。「朝鮮飴」という名前から、飴を想像してしまいますが、原材料にはもち米が使用されており、お餅のような和菓子です。片栗粉がまぶされた表面はサラッとしており、噛むともちもちとした食感を楽しめます。

甘さは思ったよりは控えめで、もち米と水飴、砂糖を主原料としたとてもシンプルで素朴な味わいです。

なんだか、ボンタンアメを彷彿とさせる味……と思い調べてみたところ、ボンタンアメと朝鮮飴のつながりを発見しました。朝鮮飴を、工場の社員がハサミで細かく切り、遊んでいたのを創業者が見てヒントを得たのが発端で、それに着香・着色。キャラメルと同じ形態で発売されたのが、ボンタンアメなのだとか。

どこで買える?


©︎Chika

老舗 園田屋の朝鮮飴は、熊本市にある店舗、熊本空港、熊本駅、鶴屋百貨店などで購入できます。筆者は、熊本空港で購入しました。オンラインではYahoo!ショッピングからも注文できますよ。熊本のお土産選びの参考にしてみてくださいね。

朝鮮飴
価格:16本入 691円(税込)、24本入 1,404円(税込)、33本入 2,106円(税込)
賞味期限:約60日
 
老舗 園田屋
住所:熊本県熊本市中央区南坪井町6-1
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※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。

[Photos by Sayaka Miyata,Chika]
 


 

PROFILE

Sayaka Miyata

Sayaka Miyata

カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。

カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。

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