フルーツサンド屋さんのタルト専門店!
2023年6月17日(土)、表参道と代々木上原に同時オープンしたヴィーガンタルト専門店「SO TARTE(ソー タルト)」。恵比寿駅の近くにあるヴィーガンフルーツサンド専門店「fruits and season(フルーツ アンド シーズン)」で人気の“グルテンフリーのヴィーガンフルーツタルト”を扱う、タルト専門店としてオープンしました。
今回は、表参道店を訪問。表参道駅からも近い、青山通り沿いの商業施設「Aoビル」の裏手にあります。こぢんまりとしたお店で、白い外観と黄色い看板が目印。6テーブルあるカフェも併設されていて、店先にはベンチもあるので、その場で味わうこともできます。
2~3個食べたいタルトたち
乳・卵・小麦粉不使用、ヴィーガンでグルテンフリーは貴重。アレルギーのある人や健康志向の人たちも楽しめる、キラキラのタルトです!
厳選された旬のフルーツや、乳・卵不使用の豆乳クリーム、米粉を使ったタルト生地のタルト。フルーツごとにレシピを細かく調整し、彩りの美しさにもこだわっていて、選ぶのにも写真撮影にも夢中になります!
6月オープン時点のメニューは、左から「キウイのタルト」「蒲郡みかん」「佐藤錦のさくらんぼ」「宮崎マンゴー」。そのほか「パイナップル」や「フルーツ盛り合わせ」などもあり、常時9種類ほど(8cm/税込880円~)が並びます。フルーツたっぷり系に、豆乳クリームたっぷり系もあり、目移りするラインナップ!
オープン初日の午前中時点の人気商品は、「アメリカンチェリー」や「メロン」、そして「宮崎マンゴー」でした。とはいえ、どれも気になるものばかりです!
自分用や手土産には、8cm(税込980円~)、パーティー用には、18cm(税込4,650~)、24cm(税込8,220円~)と用途によってサイズも選べます(18cm・24cmは3営業日前までに要予約/18cmは当日に数種類の販売あり)。テイクアウトとカフェでいただけます。
「キウイのタルト」を実食
こちらは「キウイのタルト」(税込1,080円)。キウイフルーツを数ミリの薄さにカットして、まるでグリーンのバラが咲いているような繊細なデザインです。銀箔がちょこんと飾られ、美しすぎて食べるのももったいない……!
一般的な三角形のケーキのように、1人用は大きなタルトをカットして販売する予定でしたが、カットするとタルト生地が崩れやすいこともあり、1人用もホールタルトのような形に落ち着いたとのこと。そのおかげで、1人分でもパーティー感覚で満足感に浸れます!
カットしたら、ザクッザクッといういい響き! 外側はしっかり焼かれていて、中の生地はしっとりしています。米粉とアーモンドを使った生地は甘さ控えめで香ばしく、予想以上の歯切れのよさで、生地だけでも美味!
花びらのように重なるみずみずしいキウイは、口の中でパラパラとほどけ、中央の豆乳クリームがほんのりクリーミー。どのタルトでも言えるでしょうが、動物性不使用とは思えない満足感があり、食べた後のくどさがないのもヴィーガンだからこそ。
1人で2個食べる人も多いとのこと。筆者もその気持ちがわかります! テラスのベンチ席でのんびりいただいて、ホールケーキを完食したような至福で満たされました!
ドリンクやジェラートもオールヴィーガン
カフェ利用時は1人1ドリンク制(混雑時は1時間の時間制限あり)。
ドリンクは、清澄白河にある系列店のロースタリーカフェ「HAGAN ORGANIC COFFEE(ヘイガン オーガニック コーヒー)」のオーガニックコーヒーをはじめ、エスプレッソ系、ティーやジュース類まで豊富(税込480円~)。
ちなみに、カフェではタルト以外にも、清澄白河にあるクラフトヴィーガンジェラート店「TUTTO(トゥット)清澄白河」のジェラートや、キッズサイズドリンク(幼稚園児まで)もあり、大人から子どもまで幅広く楽しめます。
筆者は「ソイチョコレート(アイス)」(税込680円)をいただきました。オーストラリア産のカカオ70%チョコレートが濃くて、豆乳独特の風味は少ないすっきりビターな1杯。
店名の「SO TARTE(ソー タルト)」が意味する「とってもタルト、すごくタルト」の通り、豊富な種類のタルトが魅力のお店。季節ごとにどんなフルーツのタルトが登場するのか、今後のメニュー展開にも期待大です!
Instagram:@sotarte
予約:linktr.ee/sotarte
表参道店
住所:東京都港区北青山3-10-14 1F
営業時間:11:00〜19:00
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
代々木上原店
住所:東京都渋谷区上原1-18-7 1F
営業時間:11:00〜19:00
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
[all photos by kurisencho]