沖縄で70年以上愛される「オキコ」
ビッグサイズのパンが県民にはおなじみの沖縄県のご当地パン。大家族の家庭が多い沖縄では大きいパンをみんなでシェアするのも一般的のようですが、1人で食べ尽くすのも、もちろんあり!
今回は、1947年設立の歴史ある沖縄のパンメーカー「オキコ株式会社」の2つのパン「うず巻パン」と「スーパーブラックメロン」の2商品を紹介します!ピーナッツクリームを挟んだ「ゼブラパン」も有名ですが、こちらの2つにも要注目です!
ロングセラー「うず巻パン」
ロングセラーの「うず巻パン」(税込179円)。手のひらいっぱいにのる大きさです。巻貝や波の渦のようにクルクル巻いて、空に浮かぶ雲を思わせるモコモコの形が可愛らしい!
ロールケーキのようにオリジナルバタークリームをぐるっと巻き込んだお菓子パン。外側のパンは一口サイズに軽く区切りがついていて、手でちぎりやすいのもグッドポイント!
パンの耳は香ばしくて、パン生地はふわふわでシンプルな味わい。バタークリームは外側は薄めに、中央に向かうほど分厚く塗られています!
バタークリームは甘くて、砂糖の細かいシャリシャリ食感がアクセントになっています。中央ほどバタークリームがたっぷりなのでケーキ並みの満足度に!
甘くて優しい、昔ながらのバタークリームのパン。パッケージのフォントもレトロで、筆者は沖縄県民ではありませんが、懐かしい心地に包みこんでくれました。
男のメロン「スーパーブラックメロン」
「ゼブラパン」や「うず巻パン」をしのぐ大きさの「スーパーブラックメロン」(税込238円)。
片手でもずっしり重い超ビッグサイズ! 1個約812kcalと、カロリーも超級もの!
「男のメロン」と銘打って、黒と金のパッケージデザインもかっこいい!
全長約20㎝、見た目は赤ちゃん用の枕みたいです!
ふっくら焼きあげたパン生地はブラックココアがほんのり香って、全体的にしっとり系。メロンパンらしく端っこもカリッとして、甘さが意外と控えめです! 横にカットしてシュガーマーガリンもサンドしています。
全面に薄く塗ったシュガーマーガリンはなめらかで、ジャリジャリ食感の砂糖でしっかりと甘みをつけています。先ほどの「うず巻パン」より微妙に砂糖の粒子が粗く、大きさも食感も「男感」が出ています!
しかしながら、パン自体の甘さが控えめなので全体的に食べやすい。シェアもありですが、1個完食したくなる好奇心をくすぐるビッグなパンです!
沖縄のアンテナショップでゲット
沖縄のご当地パンは現地のコンビニなどで購入できますが、県外にある沖縄のアンテナショップでもゲットできます。
筆者は、2023年に銀座一丁目から有楽町駅近くの商業施設「東京交通会館」へ移転した沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」で出会えました。お菓子やお酒、雑貨など多彩な沖縄商品が並んでいて、現地のお土産屋さんにきたようににぎやかでした!
大きさだけじゃなく、砂糖のシャリジャリ食感も特徴的だったオキコの「うず巻パン」と「スーパーブラックメロン」。この大きさの背景には、沖縄の方々が大きいパンを分け合って、家族や仲間との繋がりを大切にしてきた習慣や文化を感じられました!
公式サイト:https://okiko.net/
(購入店舗)
銀座わしたショップ本店
住所:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館1階
TEL:03-6701-8220
営業時間:10:00~20:00(イートインスペース10:30~18:45)
定休日:年始
公式サイト:https://www.washita.co.jp/info/shop/ginza/
交通:「JR有楽町駅」から徒歩約1分
[all photos by kurisencho]