伊豆大島ってどんなとこ?
東京から南に約120km、神奈川県の江ノ島から南に約60kmの海に浮かぶ伊豆諸島最大の島。黒潮の影響により一年を通じて温暖な気候に恵まれています。車のナンバーは品川という、れっきとした東京都です。
1日目
【08:50】ジェット船で出発|竹芝客船ターミナル(東京都港区)
東海汽船のジェット船でわずか1時間45分(平日の場合)。離島と聞くと長旅を想像してしまいますが、こんなにあっという間に着いてしまうものなんですね。東京以外でも千葉に1箇所、神奈川に2箇所、静岡に4箇所の伊豆大島へアクセスできる港があるのも便利です。
【11:30】必ず食べたいべっこう寿司|海鮮茶屋 寿し光
まずは腹ごしらえに『べっこう寿司』を食べに行きます。伊豆諸島の郷土料理で、唐辛子醤油に漬けた旬の魚がべっこう色になることからこの名前がついたそう。後を引く辛さが、新鮮なお刺身とマッチして絶品です!
べっこう寿司(税込1,500円)
住所:東京都大島町元町1-4-7
営業時間:11:00〜15:00 / 17:00〜22:00
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.oshima-bussan.com/sushikou/
【15:00】まるで実家にいるような居心地の良さ|朝海館
観光はもちろんビジネスでも利用する方が多い朝海館。とても気さくで優しいご家族が経営されています。
季節に合わせた旬の素材を使った郷土料理は絶品! 素泊まりは税込6,600円~ですが、近隣に飲食店が少ないため1泊2食付きの税込8,800円~がおすすめです。
※1部屋2名以上 1人あたりの利用価格
2日目
【09:00】深いブルーに魅せられる|伊豆大島ダイビングセンター
離島に行ったら絶対海に潜りたい! と思い事前に予約していた体験ダイビング。送迎付きで宿まで迎えにきてくれるのもありがたいです。ダイビングに必要な装備はすべてレンタル出来るので持ち物は水着だけでOK。
この日潜った「秋の浜」は大島を代表するダイビングポイント。
火山島特有の黒い岩礁に囲まれた海の中は、昼間でも濃い青色をしています。昼に潜っているのにナイトダイビングを楽しんでいるような、とても幻想的な景色でした。
島の西側にあるポイントでは、一年を通してウミガメに出会うことができます。運が良ければイルカの群れに遭遇することも!
ダイバーなら一度は見たいハンマーヘッドシャークを狙うなら6月中旬〜10月頃がベスト。伊豆大島ダイビングセンターでは7~9月いっぱいまでツアーの受付を行っていますよ。
住所:東京都大島町元町字北の山41-4
電話:04992-7-5200
料金:ファンダイビング税込8,800円~、スノーケリング税込6,000円~
公式サイト:https://izuohshima-diving.com/
【12:00】裏砂漠の広大さを全身で感じる|三原山公園
午後は島をぐるりとドライブすることに。写真を見て気になっていた三原山のトレッキングでは山頂から火口一周へと続く道や、舗装されていない溶岩、スコリアと呼ばれる黒い火山岩で出来た砂利の道を進みます。
噴火口は直径約300~350m、深さ約200mの巨大な縦穴。噴火した際に流れ出た溶岩の様子を間近で見ることができます。のぞき込んだら吸い込まれてしまいそうです。
こちらが私がどうしても来たかった「裏砂漠」。見渡す限り同じ景色で、自分が立っている場所がどこなのかわからなくなってしまいそう。スコリアで覆われた地面はまさに砂漠という表現にピタリと当てはまります。たまたま他の観光客がおらず、左右に広がる自然に囲まれひとりきり。地球上で自分ひとりになったような気持ちと、生まれて初めて見る景色への興奮で鳥肌が立ちました。
【16:30】1万5千年もの大地の記憶|地層切断面
島を一周するなら絶対に写真を撮りたい絶景スポット「地層切断面」。数百回に及ぶ噴火によって形成された見事な縞模様が特徴で、その見た目から巨大バームクーヘンとも呼ばれています。
高さ30メートル、長さ630メートルにも及ぶ圧倒的なスケール。小学生の頃に教科書でこの景色を見た記憶が蘇りました。
【18:30】海に沈む夕日が美しい|サンセットパームライン
島の中心地から美しい海岸線沿いを南北に走る約5kmの遊歩道「サンセットパームライン」。海の目の前を走ることができる絶景ロードをご堪能あれ。
住所:東京都大島町元町
【19:30】源泉かけ流しの絶景露天風呂|三原山温泉
2日目の締めくくりは、原生林越しの雄大な三原山が一望できる絶景露天風呂。旅の疲れを癒すにはもってこいの温泉です。
夜は満天の星空、昼は絶景が味わえます。
住所:東京都大島町泉津字木積場3-5
電話:04992-2-1673
料金:大人800円(税込)/小人400円(税込)
日帰り入浴:6:00~9:00 /13:00~21:00
※混雑時には入場制限がかかる場合がございます。
公式サイト:http://www.oshima-onsen.co.jp/furo.html
3日目
【07:00】朝食を食べたらお土産を買いに|元町港周辺
朝海館で最後の朝食をいただきます。ジェット船に乗るまではお土産を購入する時間にあてるのも良し、のんびりと過ごすのも良し。最後の最後まで旅を満喫します。
伊豆大島の名産品は日常で使い続けたい商品が勢ぞろい。甘みがあってサラリとした日本の伝統海塩「海の精」や、べっこう寿司でも使われていた万能調味料「島とうがらし醤油」、椿油100%の「大島椿」などを購入しました。
天気が良ければ港の周辺を散歩するのも気持ちが良いです。
【14:00】ジェット船に乗り込み帰路につく|元町港
天候によって元町港、岡田港のどちらから船が出るか決まる為、出発当日は注意が必要。船に乗り込んだら島とのしばしの別れに後ろ髪を引かれながら本島へと海を渡ります。
今回の旅行でかかった費用
・オリオンツアー(2泊3日):34,950円~
※往復ジェット船+宿泊費
・べっこう握り:1,500円
・レンタカー代:4,950円
・ファンダイビング:8,800円
※時期により商品や価格が変わる可能性があります。
※店舗の最新情報は各公式サイトをご確認ください。
竹芝ターミナルからジェット船でわずか1時間45分で行ける離島。都会の喧騒を忘れ、広大な自然と島グルメに癒されてみては。
[Photos by はなすけ&伊豆大島ダイビングセンターKaho]