鎌倉のあじさいを混雑を避けて見る方法6選
さっそく、混雑を避けて鎌倉のあじさいを見に行く方法についてご紹介します。とはいえ、あくまで方法論であり、絶対に混雑を避けられる保証はありませんのであしからず。ただし、これからご紹介するポイントを押さえておけば、ある程度の混雑は避けられるはずです。
平日に訪れる
平日は土日・祝日に比べると観光客の人数が少ない傾向があります。特に火曜日・水曜日・木曜日はイチオシ。混雑に巻き込まれずに、あじさいを見ることができる可能性も高いでしょう。
長谷寺は朝イチに
あじさい寺と呼ばれ、全国各地から多くの観光客が訪れる長谷寺の「あじさい路」。確実に長谷寺のあじさいが見たいのなら、「拝観&あじさい鑑賞日時指定券」の事前購入をおすすめします。
販売開始は、5/29(水)午前10:00〜で、対象は6/3(月)~6/9(日)です。以降、毎週水曜日午前10:00に翌週月曜日~日曜日のチケットの購入が可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
事前購入が難しい場合は、朝イチで長谷寺を訪れて、整理券をゲットしましょう。10時頃から混雑して整理券が配られるケースが多いため、9時前には長谷寺に到着していることが望ましいです。
藤沢方面から行く
長谷寺を訪れる方は、JR「鎌倉駅」で下車して江ノ電に乗り換えるルートは避けたほうが賢明です。このルートはもっとも混雑します。それよりも、JR「藤沢駅」で下車し、江ノ電に乗り換えたほうが空いている可能性が高いです。
ただし、平日の場合は通勤ラッシュも考慮する必要があるため、早めに長谷寺の最寄駅である江ノ島電鉄「長谷駅」に行き、朝食を楽しむのも一案です。
なお、JR「鎌倉駅」から江ノ島電鉄「長谷駅」へは徒歩約25分です。途中にコンビニもあるため、散策しながら長谷寺を目指すのもよいかもしれませんね。
明月院は遅い時間がねらい目?
あじさいシーズンの明月院は、開門前から行列ができていることが多いです。そのため、遅い時間に訪れたほうがいいかもしれません。閉門(16時)の1時間前である15時に訪れれば、開門前に訪れるよりも空いていることが考えられるからです。
人気スポットをあえて外す
できる限り混雑を避けたい! という方は、長谷寺と明月院を外すのがおすすめです。
鎌倉のあじさい穴場スポットはここ
比較的混雑していない「あじさいスポット」
- 成就院
江ノ島電鉄「極楽寺駅」からすぐ。海を望む絶景スポットでもあることから、かつては長谷寺・明月院と並ぶ鎌倉の三大あじさい名所でした。参道改修工事の際、2016年に宮城県南三陸町へあじさい262株を送り、その後2000株が植樹されていますが、以前のような一面のあじさいは現在はまだ見られません。
- 御霊神社
江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩約5分。江ノ電とあじさいの共演が撮影できるスポットとして人気。
- 浄智寺
JR「北鎌倉駅」から徒歩約5分。鎌倉五山の第4位。参道や山門前にあじさいを見ることができます。
- 亀ヶ谷坂切通し
JR「北鎌倉駅」から徒歩約10分。鎌倉七切通のひとつ。坂道にあじさいが咲き並んでいます。
雨の日に行く
晴れや曇りの日よりも空いているのが雨の日です。駅から徒歩で移動するのは少々大変ですが、雨とあじさいのコラボは最高! この季節にしか見ることができない情緒あふれる光景を楽しめますよ。
鎌倉を訪れる方必見! あじさいシーズン以外でも注意したい点3選
ここからはあじさいシーズンに限らず、鎌倉を訪れたら注意したい点をご紹介します。
トンビに注意
特に由比ヶ浜など海沿いエリアを訪れる際は、頭上を舞うトンビに注意してください。食べ物を手に持っていると、あっという間にトンビに取られてしまいます。テイクアウトした場合は、お店のイートインスペースを利用したり、屋根のある場所で食べたりしましょう。
トンビが食べ物と間違えてぬいぐるみなどを奪うこともあるため、手に何かを持つのは危険といえます。
小町通りは食べ歩き禁止
地元の名産物や人気のスイーツなどを取り扱うお店が軒を連ねる小町通りは、食べ歩き禁止になっています。狭いエリアで食べ歩くと、ほかの人の服を汚してしまったり、景観が損なわれたりするからです。
鎌倉市では、2019年に制定した公共の場所でのマナーに関する条例の中で食べ歩きを「迷惑行為」に位置付けているため十分に注意しましょう。
私有地に入って撮影しない、ゴミのポイ捨てをしない
江ノ島電鉄の「鎌倉高校前1号踏切」は漫画『スラムダンク』の聖地として知られています。しかし、車道に飛び出して撮影したり、ゴミを放置したり、私有地に入って撮影したりと、迷惑行為が頻発しています。
危険であることはもちろん、住人の迷惑にもなりますので、絶対にやめましょう。
ルールやマナーを守って、あじさいを愛でながら、鎌倉を満喫したいですね。
[All photos by Shutterstock.com]
Ayami ライター
フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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