【奈良】路地裏にある小さなお菓子の名店「OYATSUYA 323」は焼き菓子を自由にのせるアイスが人気！

路地裏のおやつやさん「OYATSUYA 323」

近鉄奈良駅から徒歩約5分、もちいどのセンターの商店街の近くにオープンしている洋菓子屋さん「OYATSUYA 323（おやつや みつみ）」。パティシエの“323くん（ミツミくん）”が目印で、木の扉をあけると笑顔が朗らかなお店の方が迎えてくれます。

関西圏のメディアでも何度も取り上げられている注目のスイーツ店です。

商店街からは猿沢池の方面へ、反対に猿沢池の方からは商店街の方面に路地裏を進むとお店に辿り着きます。路地裏が冒険心をくすぐり、地元を歩いている気分にもなります！

おやつや手土産になる焼き菓子がいっぱい！

こぢんまりとしたお店の中はまるで森の中の洋菓子店のような可愛らしい雰囲気。店主の筒井さんは「帝国ホテル 大阪」や、韓国・ソウルと奈良の「JWマリオット・ホテル」で経験を積み、様々な洋菓子のコンクールでも最優秀賞や金賞を受賞されている実力の持ち主。

いっぱいの焼き菓子に囲まれて、入店しただけでトキメキが止まりません！

看板商品のひとつ、スコーン。この日は「プレーン・ダブルチョコ・メープルピーカン・ラムレーズン」の4種類（各税込300円）が登場。スコーンの端っこを詰め合わせたプチリッチなセットパック（税込460円）もありました。

（右）好きなスコーンであんことバターをサンドできる「あんばたすこさん」（税込420円）、（左）ラム酒が香る「カヌレ（プレーン・紅茶）」（各税込300円）など、どれも魅力的！

（左から）鯛の形をしたあんバターサンド（税込300円）、大仏さんの顔のクッキーで挟んだキャラメルバターサンド（税込320円）、奈良県の形をしたラムレーズンのバターサンドクッキー（税込300円）と、ユニークな形の3種のバターサンドクッキー。

大仏さんクッキー、ほうじ茶のクッキーなどプチギフトにもぴったりな焼き菓子（税込450円〜）、9種類のクッキーを詰め合わせたOYATSUYA 323 クッキー缶「323缶」（税込3,230円）もあります。

アレンジOK！人気のOYATSUYA ICE

今回は、焼き菓子を組み合わせる人気の「アイス」をいただいてみました！

アイスは「アイスシングル（アイス・スコーンハーフ・323くんクッキー付き）」（税込500円）と、スコーンが付いていない「スコーンなしシングル（アイス・323くんクッキー付き）」（税込360円）の2パターン。

アイスの種類は日替わりで3〜4種類。この日は「バニラ・ミルク・イチゴ・黒豆きなこ」を選べました。

さらに、「追加アイス」（税込240円）、「追加クッキー大（大仏さん、はにわくん、招き猫ちゃん）」（税込100円）、「追加クッキー小（ミニたい焼き、まげおくん）」（税込40円）と、自由にトッピングをしてオリジナルのオヤツヤアイスを作ることができます！

定番のスコーン付き

こちらは定番の「アイスシングル」。アイスとスコーンは好きな種類を選べるので、「黒豆きなこのアイス」と「ダブルチョコレートのスコーン」をチョイス。じっとこちらを見つめる表情がほほえましい323くんクッキー。

クッキーはサクッと素朴で香ばしく、何枚でも食べたくなるお味！ しっとりとしたスコーンはココア生地にチョコチップを練り込んで風味よく、黒豆きなこのアイスは黒豆がふっくら大粒で本格的。クッキー、スコーン、アイスと3つもおやつを食べて幸せな気持ちでいっぱいに……。

スコーンをカヌレに変更！

アイスにのっているハーフスコーンは「ハーフカヌレ」に変更OK。「プレーン・紅茶（アールグレイ）」のどちらかを選べます。

ハーフサイズのカヌレもドンっと存在感があり、「ミニたい焼きのクッキー」（追加税込40円）をのせたら可愛らしさもアップ！

カヌレは、外側の薄皮はパリパリで中はやわらかくモッチモチ。プレーンは甘く、紅茶は芳醇で、両方ともリッチな味わい。どのアイスと組み合わせても相性抜群です！

クッキーだけでも楽しめる！

ちょっと食べたいなという時には「スコーンなしシングル」を。元々323くんクッキーが1枚付いていますが、ほかにも好きなクッキーを追加してにぎやかにもできます！ 今回は、奈良旅の記念に「大仏さんクッキー」（追加税込100円）を追加！

アイスも追加して2段にすることも可能。好みに自由にアレンジして記念撮影も楽しめて、四季関係なく好評のようです。

イートインもOK

テイクアウト店ですが、店内の奥には6人掛けのカウンター席もあるので、奈良散策のおやつ時間をゆっくりと過ごせます。

手土産や奈良散策の休憩スポットにと誰かに教えたくなる「OYATSUYA 323」。路地の先でほっこり素敵な出会いが待っています。

［all photos by kurisencho］

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。