目黒川の冬の風物詩「目黒川みんなのイルミネーション」
「目黒川みんなのイルミネーション」は、五反田~大崎エリアを流れる目黒川のイルミネーションイベント。五反田~大崎エリアの目黒川沿いの桜(両岸約2.2km)を、約35万球のLED電球が彩ります。(開催期間2024年11月15日(金)~2025年1月13日(月・祝)60日間)
イルミネーションは桜の名所らしくすべてが桜色。美しく輝く並木はまるで春の時期に咲き誇る桜のよう!
川面に反射する姿や、同じくライトアップされた橋と合わさった光景はロマンチック。
背景にそびえ立つビルとの相性も抜群でとても絵になります。
大崎付近では川沿いの道に枝が覆ようになっており、光のトンネルのような風景も。
また、品川区を中心とした水辺を屋形船や観光船で巡る「しながわクルーズ」は、川上からイルミネーションを見物できる「目黒川イルミネーションクルーズ」を運行。
地上から見るのとはひと味違うイルミネーションの雰囲気を、夜風にあたりながら楽しめます。
発着場や運行スケジュールについてはこちらを確認してください。
再生可能エネルギーで輝くイルミネーション
イルミネーションの電力を担うのは、環境に負担をかけないエネルギーとして近年注目されている「バイオディーゼル燃料」。
本イベントでは、地域の家庭や飲食店から持ち込まれた使い終わった食用油をアップサイクルしてバイオディーゼル燃料を製造。目黒川エリアで暮らす、または仕事を営む人々たちの協力を基とした”みんな”でつくられイルミネーションイベントです。
聞くことによると、バイオディーゼル燃料が使われはじめたのは、ある一件のツイート(ポスト)がきっかけだとか。
東北地方を中心に甚大な被害をもたらした「東日本大震災」を経験した投稿主は、復興が中々進まない被災地がある一方、東京で光輝くイルミネーションや写真を撮る見物客を見て、「震災がまるで他人事のよう思った」と心を痛めたそう。
上記のような悲しい思いをさせてはいけないという想いから誕生したのが、「エネルギーを100%地産地消する」というイベントモデル。本イベントはそのイベントモデルを10年以上継承し、震災の鎮魂の想いや代替エネルギーの普及の意義が込められているとのこと。
冬に咲く桜を見にいこう!
いかがでしたか? 目黒川で開催されているイルミネーションイベント「目黒川みんなのイルミネーション」について紹介しました。ぜひ現地へ足を運んで、美しく光輝くイルミネーションに包まれにいってみてはいかがでしょうか?
品川区立五反田ふれあい水辺広場(東京都品川区東五反田2-9)、及び目黒川沿道
開催期間:2024年11月15日(金)~ 2025年1月13日(月・祝)
時間:17:00~22:00
https://www.minna-no-illumi.com/
[Phpto by TABIZINE編集部]