朝ドラで注目度上昇中!「まきのさんの道の駅・佐川」
高知県佐川町に、ちょっと変わった名前の道の駅があるのをご存知でしょうか? その名も「まきのさんの道の駅・佐川」。産地直送の新鮮な野菜はもちろん、高知の名産品や地酒、レストランやお土産品など、高知の魅力がたっぷり詰まったスポットとなっています。
このネーミングは、2023年放送の連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなった、高知県佐川町出身の植物分類学者・牧野富太郎博士の名前に由来。道の駅の前には植物分類学の基礎を築いた牧野富太郎とその妻、壽衛(すえ)になりきれる顔出しパネルも置かれています。
空港から「にこ淵」へのドライブルートにピッタリ
「まきのさんの道の駅・佐川」は、「仁淀(によど)ブルー」として有名な仁淀川の支流が流れる佐川町に位置します。高知空港から高知県の人気観光スポット「にこ淵(ぶち)」まで、車で約1時間30分の道中、少し道をそれて立ち寄るのにもピッタリ!
せっかく遠回りするならば、映画「竜とそばかすの姫」の舞台のモデルになった「浅尾沈下橋(あそおちんかばし)」に寄って幻想的な景色を楽しむコースもおすすめです。移動時間としては、混み具合にもよりますが、真っ直ぐににこ淵に向かうのと10分程度しか変わりません。
>>【仁淀ブルーに映える浅尾沈下橋】仁淀川に架かる橋は感動の美しさだった|高知県
メニュー豊富な西村商店でランチ
隣接する佐川おもちゃ美術館側の出入り口から入ってすぐのところにあるのが食堂「西村商店(まきのさんの台所)」。広々としたイートインスペースは、大きな窓が明るく、ゆったり食事ができそうです。
西村商店は高知市の人気店。「鰹の刺身とタタキ定食」(税込1,930円)や、「タイの塩ダレ海鮮丼定食」(税込1,550円)など、お魚もおいしいお店ですが、佐川店では佐川産のニラや猪を使った、佐川店限定商品にも注目したいところ。
高知出身のプロ野球選手・藤川球児さんプロデュースの「火の玉定食2.5号」(税込3,000円)や、高知を代表する野菜であるナスを使った「ナスの肉味噌炒め定食」1,510円(税込)などバラエティ豊かでボリューミーなメニューが選べます。
佐川町産のお米を使ったご飯とお味噌汁はおかわり自由なのもうれしい!
- 「西村商店(まきのさんの台所)」佐川店限定メニュー
- 佐川猪のニラ味噌だれ定食 1,630円(税込)
- 佐川猪の塩胡椒焼き定食 1,680円(税込)
- 佐川のニラ卵焼き定食 1,310円(税込)
- 佐川のニラ玉親子丼定食 1,310円(税込)
- 佐川猪のニラ味噌ダレ鉄板 1,250円(税込)
- 佐川のニラ卵焼き 910円(税込)
- 佐川猪の塩胡椒焼き 1,300円(税込)
- 佐川のニラ玉親子丼 910円(税込)
定食
単品
高知のアイスに出会える「横畠アイス」
佐川町のアイス屋さん「横畠アイス」も、ここに来たら立ち寄りたいお店です。人気メニューは、佐川町産牛乳100パーセントの「地乳(ぢちち)ソフトクリーム」(カップ 税込400円/ワッフルコーン 税込420円)や、高知の名物でもある懐かしのアイス「アイスクリン」(シングル 税込200円/ダブル 税込300円/トリプル 税込400円)。ちょっと甘いものが食べたいときにも最適です。
名産品が目白押し「まきのさんの市場」
特産品などを販売している「まきのさんの市場」。佐川町を産地とするものだけではなく、土佐市、仁淀川町、越知町、日高村、いの町の仁淀川流域市町村の地場産品や地酒も扱っています。
土佐田舎丸こんにゃく(生芋)
高知の名産品「田舎丸」は、群馬県及び高知県産生芋を使ったこんにゃく。まるい形は、職人さんが一つ一つ手作業で丸めたものです。
仁淀川きくらげ
国土交通省発表の「水質が最も良好な河川2019」に選出された仁淀川の清流を使用して育った「仁淀川きくらげ」。水質のよい仁淀川の水を使うことで、肉厚で艶のある、コリコリした食感のきくらげになっています。
ミレービスケットサンド/塩せんべ
高知のお菓子といえば、ミレービスケットや芋けんぴが有名! 「まきのさんの道の駅」では、ミレービスケットを使ったミレーサンドや薄切りの芋菓子「塩せんべ」(税込1,050円)も、ラインナップしています。
高知土産もずらり!
かつおの塩たたきせんべい
道の駅で購入するものといえば、お土産もその一つ。「まきのさんの道の駅」でも、たくさんのお土産が並んでいます。有名な土佐のかつおもおせんべいになっていました。甘いものが苦手な人にはいいかも。
アイスクリン風味 サンドクッキー
ピンクの包みが可愛い「アイスクリン風味 サンドクッキー」。アイスクリン風チョコをクッキーでサンドしたお菓子です。
【ここでしか買えない!】佐川かぶせ茶サブレ
佐川町産の茶葉を使った「佐川かぶせ茶サブレ」。摘む前の茶葉を、一定期間日光から遮断した「かぶせ茶」を使ったサブレ。甘味や旨みがあるかぶせ茶の粉末が混ぜ込んであります。ここでしか購入できないレアなお土産は、ぜひともチェックしたいアイテム。
牧野博士の花紀行
クッキーに色鮮やかな花がプリントされた包装紙が可愛い「牧野博士の花紀行」。華やかな彩りでインパクトあり。
まきのさんの植物志
植物図鑑のようなパッケージが可愛い「まきのさんの植物志」。表紙を開けると現れる笑顔満開の牧野博士が素敵です。中にはあらびきコーヒークッキーが12個。税込648円の価格帯も買いやすくてうれしいですね。
まきののどらやき
朝ドラで注目されている、牧野博士がモチーフになっているお菓子もありました。「まきののどらやき」は3個入りで570円(税込)。お手頃な量とサイズで購入しやすい一品です。
牧野博士のおやつチーズタルト
「牧野博士のおやつチーズタルト」は包装紙に描かれた牧野博士が楽しそう! 満足感のありそうなチーズタルトです。
高知のご当地パン!形が可愛い「ぼうしパン」
こちらは「まきのさんの市場」で販売されている、越知町のパン屋「merchen(メルヘン)」の「ぼうしパン」。
ぼうしパンは高知のご当地パン。パンの上にカステラ生地を被せ、帽子のつばのように広がった形が特徴的です。高知では、ほとんどのパン屋さんがオリジナルのぼうしパンを販売しているほどの愛されぶり。
同じ施設内のベーカリー「Blanc.atelier(ブラン.アトリエ)」でも、抹茶やココアのぼうしパンが販売されていました。さすが高知の道の駅!
ブラン.アトリエには、ぼうしパンだけでなく、四万十ポークのカツを挟んだサンドイッチをはじめ、いろんなパンが陳列されています。ワンハンドで食べられるので、ドライブ中の食事にもいいかも。
高知県民のソウルドリンク!「リープル」
ひまわり乳業のリープルは、酸味と甘みのバランスが取れた、飲み口爽やかな乳酸菌飲料。40年以上の超ロングセラーを誇る、高知県民のソウルドリンクです。もちろん「まきのさんの道の駅」でも販売! 常温保存も可能可能なのでお土産に持って帰るのにも安心です。
こちらも高知県のソウルドリンク「吉本牛乳」。佐川町産の生乳だけを使って伝統的な作り方にこだわった「さかわの地乳(ぢちち)」です。
不思議な野菜「りゅうきゅう」
関東ではなかなか見かけない、小さな穴がたくさんあいている野菜は、ハスイモ(サトイモ科)の葉と茎のつながる葉柄部分。高知県では、「りゅうきゅう」という食材として昔から食べられているのだとか。どんな味がするのか気になります。
シャキシャキとした食感が特徴のりゅうきゅうは、酢の物や炒め物にしたり、高知の郷土料理でもある野菜を使った珍しいお寿司「田舎ずし」の具材としても使われます。通常皮を剥いで調理するりゅうきゅうですが、こちらはそのまま使えて便利!
>>【りゅうきゅうも現地ルポ】高知の地元密着観光スポット「木曜市」の見どころ!レアなお土産探しにも
高知の酢みかん「すだち」も
野菜コーナーでは、すだちが売られていました。高知では、お料理に酸味や香りをつけるための柑橘類を「酢みかん」と呼び、お馴染みの柚子やすだち、かぼすのほかにもブシュカン、直七など様々な柑橘を使うのだそう。
ポン酢のコーナーには柚子のほかに、直七を使ったものも置かれています。ゆずづくしジュレ 324円(税込)や、高知産ゆず果汁 680円(税込)など、酢みかん文化のある高知ならではのアイテムが並んでいました。
>>【高知の“酢みかん”とは?使い方は?】柚子・すだち・ブシュカン・直七…驚きの種類の多さ!木曜市も現地ルポ
高知の文化やグルメが集まった「まきのさんの道の駅佐川」。高知への知見を深めてから観光に向かえば、きっと旅が何倍も楽しくなりますよ。
高知県高岡郡佐川町加茂2711-1
0120-117-188
営業時間
8:00〜18:00
※季節により営業時間が変更となる場合があります。
※各テナント、施設ごとに営業時間が異なります。
https://makinosan.jp
<西村商店>
営業時間:10:00-17:00※ラストオーダー16:30予定
※ 営業時間・休店日の最新情報はSNSでご確認ください。
<横畠アイス>
店休日: 毎週水曜日
※水曜日が祝日の場合は営業、翌日振替休業
<まきのさんの市場>
営業時間: 8:00-18:00
※季節により営業時間が変更となる場合があります。
<Blanc.atelier /ブラン.アトリエ>
営業時間: 9:00-17:00
定休日: 毎週月曜日
※月曜日が祝日の場合は営業。翌日振替休業。
©︎TABIZINE編集部