
カルダモンは香りの王様

TABIZINE編集部の山口です。
カルダモンコーヒーにハマってます。香りの王様と呼ばれるスパイスである「カルダモン」の香りをつけたコーヒーなんですが、これがエキゾチックな味わいで気分をリフレッシュできてクセになるんです。
そもそものきっかけは、ライターさんのサウジアラビアの記事を編集中、「サウジコーヒー」なるものを知り、どうしても飲みたくなって東京で飲めるところを調べて色々飲んでみたのがきっかけ。
神楽坂・アラブの軽食を楽しめるカフェ「アブ・イサーム」のアラビックコーヒー(税別450円)。
アブ・イサームのアラビックコーヒーはアラブ版エスプレッソ。カルダモン、サフランなどのスパイスが入っていて、コーヒー粉を煮出して作った濃いめのコーヒーです。さわやかな香りが実に異国的で、一気に心がアラビックに!
「食べ過ぎても、これを飲めば胃がスッキリ」と説明に書いてありました。漢方やアーユルヴェーダでも、カルダモンは消化器系を助けることを期待して処方されるようです。
「アブ・イサーム」はフムスやファラフェルなどの軽食もおいしいです! ファラフェルプレート(税別1,150円)
カルダモンコーヒーのおいしい入れ方

このおいしさを家でも味わいたい! とネットで調べていて、カルダモンだけを香り付けする「カルダモンコーヒー」なるものを知ったわけです。カルダモンもサフランも高いので、両方はキツいけどカルダモンだけならなんとかできそうかも? 筆者が行き着いたカルダモンコーヒーの最高の入れ方は、ホール1粒をすり鉢で荒くすりつぶして、コーヒーの粉と一緒にドリップする方法。これだと香りがしっかり出て、1粒で2-3杯入れられます。
すりつぶすと香りがよくたつ!
お高いカルダモン、できるだけ1粒1粒香りを堪能し尽くしたいではないですか。
※カルダモンの価格はネットでS&Bで10g400-500円前後、GABANで4g300円前後など。筆者自宅隣のスーパーでは50gで1,018円でした(2025年11月10日現在 筆者調べ)
- カルダモンコーヒーの入れ方いろいろ
- 割ったカルダモンを煮出したお湯でコーヒーを入れる
- カルダモンを割ってコーヒーの粉と一緒にドリップする
- カルダモンを包丁で荒く刻んでコーヒーの粉と一緒にドリップする
- カルダモンをすり鉢で荒くすりつぶしてコーヒーの粉と一緒にドリップする
- カルダモンを砕いてコーヒーカップに入れ、コーヒーを注ぐ
※カルダモンホール(シード)を使います。
筆者が試した方法は上記の通りですが、煮出したり、包丁で刻んだりするより、すり鉢で中の種が出てくるくらいすり潰す方が香りがたちました。カルダモンを直接コーヒーカップに入れて、そこにコーヒーを注ぐ方法も試しましたが、カルダモンの皮が口に入って飲みにくいのと、思ったほどカルダモンとコーヒーが一体化しなかった……。
カルダモンを煮出したお湯
カルダモン白湯やカルダモンミルクティーもおすすめ

カルダモン白湯はじんわり内側から浄化されるような儀式っぽい気分になれる
カルダモンを煮出したお湯は、そのまま濾してカルダモン白湯として飲むのもおすすめ!カルダモンハイボールやカルダモンミルクティーもチャイっぽくてハマります。
さわやかで気品のある香りについたくさん飲みたくなってしまうのですが、飲み過ぎには注意! 過剰に摂取するとかえって胃腸に負担になる場合もあるそうです。さらに妊娠中や授乳中の方、アレルギーや特定疾患のある方は医師に相談の上使うようにしてください。


