
目印は巨大しんじょう君バルーンのコンビニ

ニホンカワウソが目撃され、最後の生息地として知られる・新荘川にちなんだ駅名を持つ、道の駅「かわうその里すさき」。高知龍馬空港から車で1時間、須崎ICを降りてすぐの場所にあります。目印は道の駅の向かい側にある、しんじょう君とコラボしたコンビニ「ローソン須崎かわうその里店」の巨大なしんじょう君バルーンです。
遠くからも目立つ7mのしんじょう君! ちゃんとローソン店員の制服を着て名札も付いています
しんじょう君は須崎市のご当地キャラ。ゆるキャラグランプリ2016で優勝したことで全国的に有名になりました。その効果で須崎市のふるさと納税寄付額が約200万円から34億円に増えたといいます!
2025年11月現在、Xのフォロワーは12.3万人、Youtubeチャンネル登録者数 3.37万人、Instagramのフォロワーは2.2万人。オンラインストアのしんじょう君グッズのページには、142個の商品が並んでいます。
飛び出し注意の看板もしんじょう君。道路の向かい側にあるのが道の駅「かわうその里すさき」です


ローソン須崎かわうその里店はイートインコーナーの壁面にもさまざまなしんじょう君が描かれ、訪れる人を癒やしてくれます。


しんじょう君グッズも豊富。レトロTシャツ(税込2,200円)にもデザインされている「もきゅ」とは、しんじょう君の口癖のひとつ。しんじょう君ファンクラブの名前は「もきゅ友の会」といいます。ただ、最近のXやブログではあまりセリフとして見かけなくなりました。
道の駅「かわうその里すさき」はしんじょう君グッズ満載!

ローソンだけでなく、もちろん、道の駅「かわうその里すさき」もしんじょう君グッズが満載。
高知の代表的なお土産ミレービスケットとコラボした「しんじょう君のミレーサンド」いちご風味/キャラメル/ホワイト 各税込300円
しんじょう君 文旦ラムネ 税込430円
しんじょう君 小夏ドロップ 税込430円/しんじょう君 クリームサンド 税込650円
しんじょう君 エコバッグ 税込1,320円。色はブルーもあります
立体的なアップリケがインパクト大☆「しんじょう君 トートバッグ」税込1,760円
話しかけた通りに歩きながらおしゃべりしてくれる「しんじょう君 マネしておしゃべりお散歩ぬいぐるみ」税込3,025円

しんじょう君のぬいぐるみはいろいろなタイプがありました。20cm 税込1,430円/10cmボールチェーン 税込1,100円/もきゅしんじょう君 税込1,540円/抱き枕 税込3,300円
しんじょう君 靴下3足セット(スニーカー丈ワンポイント)税込1,210円 /ミニタオル3枚組セット 税込660円/レディースボクサーショーツ 税込1,210円/ネックホルダー 税込440円など
必ず当たるしんじょう君ぬいぐるみくじがお得

ちなみに、駅限定のしんじょう君オリジナルぬいぐるみくじは1回1,200円。一見高いと思いがちですが実は超お得!! 必ず当たる上に一番下の4等でも20cmのぬいぐるみ(お土産コーナーでは駅オリジナルではない20cmのしんじょう君ぬいぐるみが1,430円でしたよ!)、特等は全長約60cmのBIGサイズです!!
ちなみに筆者は4等でした。寝ているバージョンと迷いましたが起きているしんじょう君をお持ち帰り。もっちり抱き心地がよくて可愛い
「メイドインアビス」の等身大ナナチも!

さて、しんじょう君グッズの他にも、ここには注目すべきスポットやグッズ、グルメがたくさんあります。そのひとつがこちら! ファンタジー漫画&アニメ「メイドインアビス」の人気キャラ・ナナチの等身大フィギュアです。
ナナチファンの知り合いからナナチキャップを渡され記念撮影を託された筆者。キャップをかぶっている風のショットを狙ってみました。

こちらのナナチさん、よく見るとかつおのタタキを食べています。そう、このフィギュアは道の駅「かわうその里すさき」の魚屋さん多田水産さんにより設置されました。

藁焼きのかつおタタキ実演や販売もあり、コスパも味も抜群だと評判なのです。
産直野菜や地酒・坂本龍馬グッズなども



高知といえば、「酢みかん文化」や「べく杯」を思い浮かべる人もいるでしょう。産直コーナーには周辺の新鮮野菜や果物(みょうが、柑橘など)、地元加工品が並びます。地酒コーナーも充実。
鍋焼きラーメンやアイスクリン!ご当地グルメも見逃せない
しんじょう君と鍋焼きラーメン
鍋焼きラーメン 税込880円/チリメン丼セット 税込1,550円。しんじょう君と一緒に撮影できるようにぬいぐるみが複数置いてありました
2階のレストランでは、須崎名物「鍋焼きラーメン」がいただけます。親鳥の旨みたっぷりの熱々スープに、くせのないストレートの細麺が食べやすい。途中で卵を崩して絡めつつ、やや酸味のあるおしんこで口の中をリセットするのがお約束。
元は須崎にある谷口食堂の店主さんが考案。出前のラーメンを冷めずに食べてもらうための工夫としてホーロー鍋を使ったのだそう。後継者不在で閉店しましたが、その味に慣れ親しんだ人からラブコールがあり、谷口食堂の味を目指してメニュー化する店が増え、ご当地ラーメン文化となりました。
そういった経緯もあり、「鍋焼きラーメン」には7つの定義があります。
鍋焼きラーメン7つの定義
- 【1】親鳥の鶏がらを使った醤油ベースのスープ
- 【2】麺はストレートの細麺
- 【3】具材は親鳥の肉、ネギ、ちくわ、生卵が基本
- 【4】土鍋(またはホーロー鍋や鉄鍋)で提供
- 【5】スープが沸騰した状態で提供
- 【6】箸休めに古漬けのたくあんを添える
- 【7】おもてなしの心
実はしんじょう君がかぶっているのは鍋焼きラーメン!「ローソン須崎かわうその里店」の壁面イラストより
こちらのレストランでは、他にも人気No.1のは、高知と言えばのかつおをどんぶりにした「土佐丼」1,430円(税込 単品・お吸い物付き)。四万十ポークかつ定食1,650円(税込)や珍味うつぼ丼1,430円(税込)など、高知ならではのメニューが楽しめます。
お代わりしたくなるアイスクリン
元祖アイスクリン 税込300円
ラーメンの後は、1階の横畠冷菓さんで高知のご当地アイス「アイスクリン」で〆ましょう。思わずおかわりしたくなるくらいさっぱりとした味わいが特徴。アイスクリンはいちご・ソーダ味・チョコレート・抹茶もありますが、人気No.1はやっぱりバニラ!
アイスクリン以外にも、土佐の文旦シャーベットやゆずシャーベット、とれたて牛乳たっぷりの地乳アイスなど、すべて食べ尽くしたいほど魅力的なラインナップです。
見どころ満載の道の駅「かわうその里すさき」

しんじょう君グッズからご当地グルメまで、見どころ・お土産・グルメがぎゅぎゅっと詰まった道の駅「かわうその里すさき」。藁焼きかつおのタタキやアイスクリンなど、高知の看板グルメもしっかり楽しめて、須崎名物「鍋焼きラーメン」が道の駅のレストランで予約なしで食べられるというのもポイントが高いですよね。
四万十方面への中継地点としても便利です!
高知県須崎市下分甲263番地3
9:00~17:30
年中無休
レストランとれた亭 11:00~17:30(L.O.17:00)
横畠冷菓 10:00~17:00
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
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