歴代機種の中でも根強い人気を誇る、ジャンボジェットの元祖「B747-100」 © Japan Airlines
伝説のジャンボジェット機「B747-100」
TABIZINE編集部の山口です。
その輸送力で空の革命をもたらした存在として知られる、ジャンボジェットの元祖「B747-100」。JALでも1970年代〜2000年代にかけてホノルル線やロサンゼルス線などで就航。『空飛ぶ京都』『空の日本庭園』『空飛ぶ豪華船』……数々の異名を持つその豪華さは今でも語り継がれます。
導入時、記念飛行招待枠の1,000人に、なんと37万人以上の応募があったのだとか。どれほどの注目度だったのかが伺えますね。
© Japan Airlines
>>【昔のJALファーストクラスが異世界すぎた】CAが和服!“空飛ぶ京都”と呼ばれた時代のお宝写真をザクザク紹介
この時代のファーストクラスの衝撃の贅沢さを一部挙げると……和服のCA、フルコース料理をワゴンサービスで切り分けてサーブ、2階のラウンジにはソファや回転椅子を配置、1980年代以後にはソムリエがワインを提供、期間限定の寿司バー、世界初の航空機専用マッサージ・シートなどなど。
※和服は1950年から、フルコース料理のワゴンサービスは1960年代、ソムリエは1980年代、2階のラウンジは1970年代、寿司バー・マッサージは1990年代。
invitation to First classより
ファースト・クラスは40席で「藤」と呼ばれ、螺旋階段を登った先の2階には、ファーストクラス専用ラウンジがありました。
ファーストクラス専用ラウンジ © Japan Airlines
エコノミーは「橘」「松」「紅葉」3つのキャビンに区切られていた
invitation to First classより
そしてエコノミークラスが橘・松・紅葉と3つのキャビンに区切られていたことにも、筆者は驚きました。「橘」「松」「紅葉」ですよ! 旅館の客室の名前のような趣ではありませんか!
広くなったB747のキャビンが「画一的なデザインでは閑散としてしまう」ことから、日本航空らしさを前面に打ち出したデザインを採用したそうです。

模型で見るとわかりやすいのですが、ファーストクラスである「藤」の座席後方にあるのが、エコノミークラス「橘」の黄色い座席。

そしてさらにその後方に、緑の「松」、赤い「紅葉」と、約100席単位で区切られていました。各客室は黄・緑・赤を基調にした落ち着いた配色で、格調高い日本の伝統美を表現していたといいます。
JALエコノミーの昔と今、座席幅はどっちが広い?
座席配置は、2・4・3の9列で321席。シートはそれまでのDC-8型機より約5cm広がり、当時としては画期的な2本の通路、余裕たっぷりの高さの天井と、機内全体がゆとりのある設計でした。
昔と今の座席幅、どっちが広い?
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豪華船のスペースをジェット機に持ち込んだとうたわれる「B747-100」。とはいえ、エコノミークラスの座席幅は推定約43〜44cmで、現在のJAL機より狭かったのです。JALの現フラッグシップであるA350-1000のエコノミーは座席幅約46cm、787-9・787-8・777-300ER・767-300ER(JAL SKY WIDER)のエコノミーは約45〜48cm。JALのエコノミークラスは、これまでに3度世界一(SKYTRAX「ワールド・ベスト・エコノミークラス」)に輝き、「ベスト・エコノミークラス・エアラインシート」を8期連続受賞しています。

ジャンボジェットの導入に合わせて、CAの制服も刷新! 歴代制服のなかでも話題になることが多い、そのころ世界的に大流行していたミニスカートが新たに採用されました。
JALの制服の歴史については、「【JAL歴代制服を一気見】CAの制服はどう変わった?レトロ可愛いデザインからミニスカート時代まで」も要チェックです!
