仕事や家事の休憩時間、寝る前のまどろみタイムなど、ちょっと現実逃避したい時に、つい見入ってしまう「美しい景色」の写真。今後の旅行先をどこにしようか考えたり、過去訪問した思い出が呼び起こされたり、見るだけでわくわくしてきますね。
そんな時間をより楽しく演出する、とっておきのアプリ『Fotopedia Heritage』をご紹介します。Heritageとは世界遺産のこと。「Fotonauts Inc.」が開発したこのアプリには、地球上にある世界遺産の写真なんと25000点が収録されており、好きなだけ閲覧できるようになっています。美しい写真がたくさん詰まったアプリは、まるで手の平サイズの写真集のよう!
アプリをダウンロードし、トップ画面を開くと「ここから開始(二度目以降は再開)」「ストーリー」「国名(ランダム)」ボタンが出てきます。
写真をランダムに楽しむなら
「ここから開始」「再開」をタップすると、世界遺産の写真がランダムに表示されます。横にスクロールしながら閲覧し、気になる世界遺産を見つけたら写真をタップしてください。するとアイコンが現れます。「お気に入り」や「検索」といった定番アイコンもありますが、特に便利なのが「撮影場所」「情報」のアイコン。
「撮影場所」のアイコンをタップすると、写真がどこで撮影されたものかをマップで確認することができます。一方、「情報」のアイコンをタップすると、いま見ている世界遺産の概要をWikipediaから拾うことができます。
つまり、写真を見ながら「ここへ行ってみたい!」と思ったら、その場で世界遺産の場所や概要が分かってしまうという優れもの。もちろん、地図上から、もしくは名前から世界遺産の写真を探すことも可能です。気になった世界遺産はお気に入りに登録しておけば、後からもう一度カンタンに閲覧することができます。さらに、写真はメールやSNS経由で友達や恋人に共有もできます。
カテゴリごとに眺めたいなら
「ストーリー」をタップすると、世界遺産の場所と写真が、それにまつわる歴史や背景のテキスト入りでまとめて表示されます。時間帯や季節が異なる写真が集めたストーリーもあったりと、様々な表情を楽しめるのも良い点。
また、「国名(ランダム)」をタップすると、表示された国が所有する世界遺産の写真がいくつも表示されます。写真を見ているとまるで自分がその国を訪れたかのような気分に。
※写真は英語ver
©iTunes
アメリカ国立公園、日本のアプリも
同じ機能を持ったアプリで、アメリカ国立公園の写真3000点が詰まった「Fotopedia National Parks」もあります。こちらの写真はすべてプロの写真家が撮影したもの。プロならではの視点で切り取られた写真の数々は、魅力を語るのに言葉よりも説得力があります。
その他「日本」「イタリア」「パリ」などエリアごとや「世界の女性」「野生の仲間たち」などテーマごとに写真が集められたアプリもあります。
どのアプリをダウンロードしようか迷ってしまいますね。写真はスライドショーもできるので、iPadをお持ちの方はフォトフレーム代わりに使用するのもおすすめです!