最近、何かと話題の「水漬けパスタ」。ネットやテレビで一度は目にしたことがあるという人も多いのでは?
普通、パスタはたっぷりのお湯で数分間茹でますが、水漬けパスタは、乾麺を水に漬けて調理します。
水漬けパスタは世界が180度変わる味!
本当においしいの? ぶよぶよに伸びちゃうんじゃないの? と思うかもしれませんが、そんな心配、一切必要ありません! 実際、筆者も自分で試してみるまで、半信半疑でした。作り置きや冷めたパスタなんて言語道断。パスタはアルデンテが命! の大のパスタ好きです。
しかし、水漬けパスタを試したその日から、世界が180度変わる経験をしてしまったのです・・・! 食感は何の問題もなし。伸びた感じではなく、もちっとした弾力があります。ソースによく絡み、とっても美味しくいただけるんです!
水漬けパスタのメリット
パスタを食べるには、まず、たっぷりのお湯を沸かす必要があります。また、麺の太さによって、6分~12分程度、茹でなくてはなりません。が、水漬けパスタはその工程をまるまるカットすることができるのです。
これまでは、パスタが茹で上がるまでおなかを減らして待つ苦労もありました。ガス代だって、それなりにかかってしまいます。特に夏場は、調理から出る熱で食欲が失せてしまう難点もありますよね。
水漬けパスタなら、時短、節約、暑さ対策の3つがかないます。火を通すのはわずか30秒~1分程度。フライパンひとつで、ソース作りと同時進行しながら作ることができます。
水漬けパスタの作り方
1.乾麺を水に漬けます。
パスタがまっすぐ入るタッパーを使ってもいいですが、面倒なので、フライパンに直接入れます。水に漬ける時間は、1時間~半日程度。冷蔵庫に入れて一晩たったものを使ったこともありますが、仕上がりは変わらない食感でした。
水漬けが完了したパスタは、白っぽく、柔らかくなります。麺同士がひっついたりすることもありません。ただ、少し切れやすくなっているので、扱いはやさしく。
2.火を通します。
できるだけ短時間で火を通した方が食感が生きるので、一度に作る目安は1~2人前くらいとした方がよさそうです。
温めたソースにそのまま麺を投入するのもよし、火を入れないソースの場合は100ccほどの水を足し、麺をいためるように調理します。
火が通ると、麺は白から透明に変わります。今回は、40秒ほどで火を消しました。
3.ソースに絡めていただきます!
水漬けパスタは、火を入れると水分をよく吸うので、ソースのオイルはやや多めがオススメです。麺の表面がオイルでコーティングされることで、伸びるのを防ぐことができます。
コツを掴めば、目玉焼きを作るより速く、しかも簡単にパスタが完成しますよ。ぜひ一度お試しください!
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