欧米では子どもに限らず、大人もグミキャンディーが大好き。スーパーやデパートのお菓子売り場には、形も色合いもさまざまなグミがずらり。なかには日本ではほとんど見かけない「リコリス」と呼ばれる真黒なグミなども。パクッと頬張れる気軽なものから瓶に入った贈り物に最適なものまで、グミといっても色々あるのだなぁと西洋人の思い入れの強さを感じます。
先日シドニーの輸入グローサリーで買い物をしていたところ、デザイン製の高いパッケージが目を引く「Sugarpova(シュガーポワ)」なるグミキャンディーを発見!
袋に描かれたくちびるが特徴的。味はそれぞれのパッケージごとに異なり、「Chic(上品)」「Sassy(小生意気でセクシー)」「Sporty Mix(スポーティー・ミックス)」など、なかなか想像がつかないラインナップです。また、フレーバーが異なるのに加え、グミの形がフレーバー名にマッチしたものになっているという点。例えば「Chic」には、バッグやシューズ形のグミが、スポーティーにはテニスボールの形のものが入っているのです。なかなか面白いと思いませんか?
じつはこのグミ、実力派テニスプレーヤーでありファッションモデルとしても活躍しているロシア出身のマリア・シャラポワさんがプロデュースしています。
彼女は小さい頃からテニスの練習後にご褒美としてもらうキャンディーが楽しみだったそうで、今でも大好きなキャンディーを作ってみたいと思ったのがきかっけだったのだとか。グミはスペインで生産、北米を中心にストア展開をしています。
また、シュガーポワのモチーフでもあるインパクト大のくちびるをデザインしたアクセサリーやポーチといった雑貨ラインも展開中。こちらはニューヨークに旗艦店を構えるファッションレーベル、ヘンリ・ベンデルとのコラボ商品です。
自分用に購入するだけでなく、誰かにプレゼントしてもよさそう。気になる相手に贈るときには「Flirty(あなたの気を引きたい)」というフレーバーを選んでみましょう。まだ日本には上陸してはいないので、アメリカやヨーロッパへ旅行の際に手に取ってみては? グミは一袋142グラム入りで5.99ドル(約585円)。