自分に合った座席を選ぶだけでフライトの充実度が大きく変わる
まずは自分に合った座席を選択することが何よりも大事です。景色を楽しんでのんびりと寝て過ごしたいのなら、窓際の座席を選択しましょう。また、機内食&飲み物のサービスをスムーズに受けたい、トイレに誰にも遠慮せず行きたいのなら通路側の席を選択するのがオススメ。また、飛行機の内側の座席はのんびりと音楽を聴いたり、映画を観たい人に最適です。
寝室に行く気持ちで!ストレスを感じない服装にチェンジ
長時間、飛行機で移動する際、乗る前に空港のトイレでゆったりとした服装に着替えてから搭乗しましょう。パーカーとTシャツ、下はゆるめの長ズボンが楽です。それだけで、エコノミークラスの空の旅を快適に過ごすことができますよ。かっちりとした服装で飛行機に乗ってしまうと、肩がこったり、疲れがちですが、寝室で過ごすようなゆったりとした服装なら、リラックスしやすくなります。
足から疲れる・・・スリッパへ履き替えることのススメ
エコノミーだと足を伸ばすのにも限界があり、いつの間にか足がしびれていたり、重くなりがち。それを防ぐためには、座席に座った直後に折りたたみ式の柔らかいスリッパに履き替えることをオススメします。足を靴から解放することで、足の疲労を抑えることができますよ。
足を宙に浮かせ固定できる飛行機の便利グッズも売っていますので、足が疲れやすい、むくみやすい人は使ってみるといいでしょう。
エコノミーでも快適な睡眠を!飛行機グッズを上手に使用しよう
数時間のフライトであれば、それほど大きな問題にはならないかもしれませんが、6時間を越すフライトだと、眠れないことがストレスになります。特に時差のある国に行くときは飛行機の中で睡眠を取っておきたいものです。
エコノミーで快適な睡眠をとるためには、飛行機専用の枕などを持参して、できる限り寛いで眠れる環境を自分で作りましょう。飛行機の便利グッズを上手に使うことで、睡眠の質が向上しますよ。
女性の大敵「乾燥」。飛行機の中では忘れずに保湿を
飛行機の中はとても乾燥しています。飛行機は10000メートル上空を飛んでいて、機内の湿度は20〜10パーセントほどしかありません。そのため、飛行機の中で肌荒れをしないためにも、こまめな保湿をすることを忘れないようにしましょう。スプレータイプの保湿化粧水を持参するといいかもしれませんね。また、机の上に濡れたおしぼりを置いておくのも効果的。機内の乾燥は砂漠並み?!長いフライトに負けない「5つの保湿方法」も要チェックです!
※ただし100ml以上の液体は機内持ち込みが禁止されているので注意してください。
飛行機は冷える!ブランケットはあらかじめ2枚もらっておく
欧米に行く便などは、空調がきつめに設定されていることが多く、寒くて眠れない、なんてことが起こりがち。冷えを未然に防ぐためには、あらかじめブランケットを2枚もらっておくことが大事です。体は一度冷えてしまうと、温まるまでに時間がかかりますから、最初から冷やさない工夫をしましょう。
裏技?空いている飛行機なら機内で席を移動するのもあり!
これはできない飛行機とできる飛行機があるかもしれませんが、空いている飛行機に乗った場合、同料金の居心地の良さそうな空いている席に移動するのもひとつの手です。ただ、自らの判断で勝手に移動するのはもちろんNGですので、客室乗務員に確認して許可を得てから移動しましょう。
混み合う時間は決まっている。トイレに行くベストタイミングを見逃さないで!
機内のトイレは混み合う時間がある程度、決まっています。機内食が出た後、飛行機が着陸態勢に入る直前が、もっともトイレが混みます。スムーズにトイレに行きたいのなら離陸後、ベルト着用サインが消えてしばらくした後、飛行機が着陸態勢に入る1時間ほど前に行くのがベスト。この時間帯であれば、比較的トイレは空いていますよ。
エコノミー症候群を防げる!適度にストレッチ&水分補給を
長時間同じ体勢でいると、血流が悪くなり、エコノミー症候群になってしまうことがあります。トイレに行くついでにストレッチをしたり、通路を少し歩くなどして、血流を促進しましょう。また、こまめに水分を取ることも忘れないでください。遠慮せず飲み物をオーダーしましょう。エコノミーで快適な空の旅を実現するためには“遠慮しない”ということも重要なポイントになりますよ。
飛行機に乗っていることを忘れて趣味に没頭する
長時間のフライトで眠れない場合は、趣味に没頭するのもオススメ。映画が好きなら、到着する時間までに何本映画が観られるか計算して、観たい映画から順番で観ていったり、好きな音楽を聴いてリラックスしましょう。海外の航空便なら、字幕なしの映画を観て、語学の勉強を行うこともできますよ。
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