容量オーバーしがちな方へ!スペースパッキング基本のたたみ方
スーツケースの荷物をよりコンパクトにまとめるパッキング術をスペースパッキングと呼びます。スペースパッキングの基本はまず洋服のたたみ方。 全ての洋服を同じように「巻いて」たたむのがポイントです。
(c) Yoko Nixon
まずは服を広げ、裾の部分を8センチほど外側に折り返します。次に袖を内側に折り込みます。(写真1,2)次に服の左右約3分の1ずつを内側に折り込みます。(写真3) 上下の向きを変え、最初に折り込みを入れていない衿側からクルクルと内側に服を巻いていきます。(写真4)この時洋服を伸ばさない程度に少しキツめに巻くと、よりコンパクトに仕上がります。
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折り込み部分まで巻き終えたら、外側の折り込みから 全体を包むように巻き込みます。
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こうすることで巻き込んだ服が元に戻るのを防ぐことができます。一枚のTシャツがここまでコンパクトになりました。
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ボトムスの場合も基本のたたみ方は同じです。まず服を広げ、ウエストの部分10センチほどを外側に折り返します。次に左右3分の1ずつ内側に折り込みます。
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あとは足元から クルクルと巻き込んでいき、ウエスト部分の折り込みをひっくり返したらできあがり。途中シワが気になる場合には、生地を伸ばしながら巻き込んでいきます。
このたたみ方をマスターするだけで、スーツケースにきっちり洋服を詰めることができるため、ものが入りきらないという悩みを解消することができます。
次は着る服セットをまとめる方法、液漏れ防止、コード類のパッキングをご紹介!
旅行に持っていっても着ない服が多い人にオススメのパッキング術
(c) Yoko Nixon
旅行前に色んなシチュエーションを想定して荷造りをしてみたものの、実際現地に行ったら一度も着ない服があった、という経験をされた方は多いのではないでしょうか。余計なものを持って行ってしまいがちな方にオススメのパッキング術は、プラスチックバッグを使って、予め旅行先で着る服のセットをスペースパッキングでまとめてしまうことです。
現地に着いてからコーディネートに悩むこともないので、より素早く身支度ができるようになります。
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プラスチックバッグを何枚も使うのはもったいない!という方は、先にご紹介したスペースパッキング基本のたたみ方でトップスをたたむ際に、下着、靴下も一緒に巻きたたみすることも可能です。
液漏れの心配なし! 家にあるものを使ってボトルを守ろう
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シャンプーや化粧水、目薬などの液体アイテムは、しっかりとキャップを閉めたはずがいつの間にか蓋が外れてスーツケースの中で漏れてしまうことがあります。その悩みを解決してくれるのは、台所用ラップ。キャップを閉めてもはみ出る程度の大きさにラップを四角く切り、その上からしっかりと蓋をするだけで、液漏れの心配を解消してくれます。
地味なイライラもこれでスッキリ!ケーブルのパッキング術
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携帯の充電器、イヤホン、カメラケーブルなど、何かと必要なケーブル類はメガネケースやサングラスケースに入れてまとめると便利です。必要な時にさっと取り出すことができ、コードが絡まる心配もないので、旅行先でのちょっとしたイライラを解消してくれます。
旅行前に頭を悩ませるパッキング。ちょっとしたコツをマスターすれば、よりコンパンクトに、より快適にあなたの旅をサポートしてくれます。この夏に向けて旅行の計画のある方は、ぜひ活用してみてください。
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