中尊寺
中尊寺金色堂(平泉町)
強い「金」のパワーを感じる平泉黄金文化の象徴
中尊寺
中尊寺は嘉祥3(850)年、比叡山の高僧慈覚大師円仁によって開山されたといわれています。平成23(2011)年「平泉-仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」として世界文化遺産に登録されました。
中尊寺のある地は陸奥国(むつのくに)と呼ばれ、日本で最初に金が産出された、金には縁が深い土地。絢爛豪華な金色で覆われた「中尊寺金色堂」は、平泉黄金文化の象徴。堂内には、藤原初代から四代目までの四武将が金色の棺に納められているのですから、強力なパワーが感じられそうです。
■参照
日本遺産「みちのくGOLD浪漫-黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる 岩手県平泉町
毛越寺(平泉町)
生命力を高める!ご本尊は「身体健康」にご利益
写真提供:公益財団法人 岩手県観光協会
毛越寺は中尊寺と同じく、嘉祥3年(850)慈覚大師円仁によって開山されたと伝えられます。平成23(2011)年「平泉-仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」として世界文化遺産に登録。
ご本尊の薬師如来は、健康祈願・當病平癒にご利益があります。病を癒し、現世の苦しみを取り除いてくれる薬師如来こそ、2020年に私たちが参拝したい仏様と言えますね。仏堂と苑池を一体として配し、極楽浄土を模した「浄土庭園」を散策していると、ゆったりと心が落ち着いてくることでしょう。
不動の滝(八幡平市)
災いを払ってくれる不動明王が安置された滝
不動の滝
高さ15メートルの名滝・不動の滝は、「日本の滝百選」の一つで、「岩手の名水二十選」にも認定。古くは修行や祈願の場所で、滝の中程には石彫不動明王が安置されています。不動明王は、身に降りかかる災いを払ってくれる仏様です。
滝に隣接する岸壁の下には、桜松神社があります。結び文で願い事がかなうと伝えられる「縁結びの木」、また近くには石に積もった雪の解け方で豊凶を占う「三つの供石」があります。
住所:岩手県八幡平市高畑
電話:0195-78-3500(八幡平市観光協会)
https://www.hachimantai.or.jp/event/hudounotaki/index.html
今回は、岩手県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットで良い運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。
[Photos by shutterstock.com]