【10月ベストシーズンの国内旅行先】コキアの絶景から京都三大祭りのひとつ「時代祭」まで!10月の祭り・イベント5選

Posted by: TABIZINE編集部

掲載日: Oct 5th, 2022

この連載では、毎月、その月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先をピックアップしていきます。10月第1週は、その月の祭りやイベントに注目! 季節の花が咲き誇る茨城県の「コキアカーニバル」、滋賀県の「信楽陶器まつり」、岐阜県の「美濃和紙あかりアート展」、京都三大祭のひとつ「時代祭」、青森県の「弘前城菊と紅葉まつり」を紹介します。

弘前城菊と紅葉まつり
© 公益社団法人青森県観光連盟
 


 

3万3,000本のコキアが真っ赤に色づく「コキアカーニバル」【茨城県】

国営ひたち海浜公園
iceink / Shutterstock.com

茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」は、約215haの広大な園内では、四季折々さまざまな花や植物を楽しむことができます。秋は「みはらしの丘」が、秋は3万3,000本のコキアで真っ赤に色づきます

初夏に植栽された小さなコキアが秋の深まりとともに緑から赤へと色づいていく過程の「グラデーションコキア」や、ピークを過ぎ赤から茶色へ変化していく「黄金コキア」など、10月下旬までさまざまな色合いのコキアを観賞できるのも魅力です。

2022年のコキアは10月6日頃に「紅葉始め」、10月12日頃に「紅葉見頃」を迎えると予想されています。例年、紅葉のピークは1週間~10日ほど。

お出かけ前に、公式サイトの紅葉状況や混雑予想カレンダーをチェックすることをおすすめします。

【2022年コキアの紅葉状況】
https://hitachikaihin.jp/forecast/forecast-kochia/
 
【混雑予想カレンダー】
https://hitachikaihin.jp/konzatsu-calendar/

 

コキアカーニバル
開催期間:2022年10月1日(土)〜30日(日)
会場:国営ひたち海浜公園
アクセス:勝田駅よりバスで約15分
料金:大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料
※10月1日(土)、8日(土)は入園料無料、10月14日(金)~10月25日(火)は大人(高校生以上)700円、シルバー(65歳以上)460円、中学生以下無料
公式サイト:https://hitachikaihin.jp/autumn-kochia/

信楽焼の魅力に触れる「信楽陶器まつり」【滋賀県】

信楽焼
Shutterstock.com

滋賀県の最南部、甲賀市信楽町で作られる陶器「信楽焼」。有名な狸の置物のほか、食器、傘立て、植木鉢、茶道具、お風呂など様々な陶器があるのも特徴です。そんな信楽焼の世界にたっぷり触れることのできるイベント「信楽陶器まつり」。

協力店舗でお得な特典が受けられたり、陶芸体験ができたりするほか、信楽焼で食を楽しめる飲食店もありますよ。

信楽陶器まつり
開催期間:2022年10月7日(金)~16日(日)
会場:信楽陶器まつり協力店舗
アクセス:信楽ICより約6km
公式サイト:https://shigaraki-matsuri.org/

アートと街並みを楽しむ「美濃和紙あかりアート展」【岐阜県】

美濃和紙あかりアート展
© (一社)岐阜県観光連盟

1300年の歴史を誇る伝統産業の「美濃和紙」の再生と、重要伝統的建造物群保存地区「うだつの上がる町並み」の活性化・ブランド化を目的として、平成6年(1994年)から開催されている「美濃和紙あかりアート展」

美濃和紙を使用したあかりのオブジェを一般・小中学生の両部門で全国から一般公募し、うだつの上がる町並みに2日間にわたり屋外展示し審査を行います。2022年はアクリルケースに入れた作品が2週間展示され、期間中は、写真撮影会や撮影ツアーなども開催されます。

また、岐阜バスより、岐阜美濃線限定の1dayフリーきっぷと、うだつの上がる町並み内の指定店舗3カ所で利用できる食べ歩きクーポンがセットになった「“美濃和紙あかりアート展”散策きっぷ」が販売もされています。イベントや街歩きがより楽しめそうですね。

「”美濃和紙あかりアート展”散策きっぷ」
発売期間:10月7日(金)~11月30日(水)
https://www.gifubus.co.jp/sp/info/post3126/

 

美濃和紙あかりアート展
開催期間:第1部 2022年10月9日(日)~22日(土)、第2部 2022年10月23日(日)~11月30日(水)
会場:会場:うだつの上がる町並み
アクセス:美濃ICから臨時駐車場まで車で約10分
公式サイト:https://www.akariart.jp/

京都三大祭りのひとつ「時代祭」【京都府】

時代祭
Beatrice Sirinuntananon / Shutterstock.com

時代祭は、葵祭、祇園祭と並ぶ「京都三大祭」のひとつ。毎年10月22日(雨天順延)に行われる平安神宮の大祭で、平安遷都1100年を記念して明治28年(1895年)に始まりました。

約2000人の市民が、明治維新時代から平安京の造営された延暦時代まで、時代時代のスタイルに扮して、京都のまちを練り歩く時代風俗行列が見どころです。

各時代行列に使用する衣裳や祭具の一つひとつが、厳密な時代考証をもとに作製された”本物”である点が特徴。京都が日本の首都として千有余年にわたって培ってきた伝統工芸技術の粋を見ることができます。

京都御苑を12時に出発し、烏丸御池、河原町御池、京阪三条などを通って、平安神宮に14時30分に到着する予定。2020年と2021年は行列行事が中止になったため、2022年は3年ぶりの開催となります。

時代祭
開催日:2022年10月22日(土)
会場:平安神宮
アクセス:東山駅より徒歩約10分
公式サイト:http://www.heianjingu.or.jp/festival/jidaisai.html

深まる秋を感じる「弘前城菊と紅葉まつり」【青森県】

弘前城菊と紅葉まつり1
© 公益社団法人青森県観光連盟

約1,000本の楓と約2,600本の桜が色づく弘前公園で行われる「弘前城菊と紅葉まつり」。紅葉を楽しみ、お互いに育てた菊を持ち寄って品評会などを行っていた観楓会が発展し、昭和37年(1962年)に「菊ともみじまつり」の名称で始まりました。

現在は、弘前城植物園を主会場に、フラワーアートの展示や市民による市民菊花展などが開催されるほか、夜には紅葉特別ライトアップが行われ、日中とは違った紅葉の表情を見ることができます。

期間中は、ワークショップやプロジェクションマッピング、中濠観光舟の運行、物産館の出店なども予定されています。深まる秋を感じられそうですね。

弘前城菊と紅葉まつり
開催期間:2022年10月28日(金)~11月6日(日)
会場:弘前公園(メイン会場:弘前城植物園)
時間:9:00~19:00(弘前城植物園の入園は18:30まで)
※紅葉特別ライトアップ:16:00~21:00
入園料:期間中は弘前城植物園、弘前公園本丸・北の郭、藤田記念庭園が無料開放
アクセス:弘前駅からバスで約15分
公式サイト:https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02_autumn_momiji

10月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先を5カ所紹介しました。旅行の予定を立てる際の参考にしてみてくださいね。

※2022年10月4日時点の情報です。イベントの内容は変更になることもあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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