ホテル祖谷温泉の名物「ケーブルカー」に新車両が登場

四国・徳島県三好市の祖谷渓沿いの谷底にある、源泉掛け流しの露天風呂までを結ぶケーブルカー。高低差約170m、傾斜42度の斜面を約5分かけて移動する名物の乗り物に、新車両が導入されました。

露天風呂のある谷底へと続くケーブルカーは17名乗りで、車窓からは四季折々に変化する祖谷渓が楽しめるのが魅力です。

壁画絵師・木村 英輝氏監修による華やかなデザイン

新車両の「シン・ケーブルカー肆号機(4号機)」は、京都出身の壁画絵師・木村 英輝氏の監修によりデザインされ、外壁には渓谷の風に吹かれるイワツツジが、内装にはヤブツバキが描かれています。日本三大秘境のひとつに数えられる祖谷渓に、新たなランドマークが誕生しました。

日本三大秘境のひとつに佇む一軒宿「和の宿 ホテル祖谷温泉」

昨年2022年に開業50周年を迎えた「和の宿 ホテル祖谷温泉」。ケーブルカーで行く源泉掛け流しの露天風呂は“一度は入りたい温泉”として注目され、日本全国から宿泊客が訪れる人気の宿です。

祖谷川にせり出すようにつくられた源泉掛け流しの露天風呂の湯は、24時間365日湯船に注ぎ込み、加温も加水も一切にしていない天然温泉。切り立つ祖谷渓を眺めながらの湯あみが魅力です。

ケーブルカーを使って移動する手段は幅広い世代に人気があり、祖谷温泉の象徴的な存在。近年では、「IyaValley」のアイコン施設として世界中からも観光客が訪れているそうですよ。

TABIZINE編集部

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