世界最大の渦潮
鳴門海峡は、海峡の幅が1.3kmと狭く、海底断面がV字型で100m以上の深さがある特殊な地形となっています。また、鳴門海峡が播磨灘と紀伊水道の境となり、満潮と干潮が6時間毎に隣り合わせになることから、海に最大1.5mの滝のような段差が生じます。
これは淡路島の大きさにより、播磨灘と紀伊水道の潮位差が、干満の時差と同じく約6時間になることによるもので、そのため、鳴門海峡の渦潮は「奇跡の渦潮」ともよばれています。激しく複雑な潮流を生み出し、最大30mの世界最大の渦潮が発生するのだとか。
今年最大の渦潮を見るためには?
大きな渦潮を見るためには[1]大潮前後の日に、[2]その日の潮流の最強となる時間に、観潮船に乗ることが必要です。
うずしおクルーズのホームページでは、大潮の日や大渦の日がわかるカレンダーが掲示されています。その日の中で潮流が最強となる時間の便が◎で記されているので、大潮の◎の便で今年最大の渦潮にチャレンジしてみるとよさそうです。
ただし、波や風が強くなると渦潮が消されてしまう場合があるため、天候も重要なポイントとなっています。
今年、特にチャンスの大きい便については、以下の画像をご確認ください。
潮速9ノット以上の今年最大の渦潮になるチャンスが大きな便
世界最大級の渦潮を「咸臨丸」「日本丸」の大型帆船で体験する約1時間のクルージング
営業日・出航時間: ホームページにて要確認
料金:中学生以上 2,500円、小学生 1,000円、幼児 大人1名につき1名無料
場所:南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館(道の駅福良)
公式ホームページ:https://www.uzu-shio.com/