第1位 中国 2,686万3,745台
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世界の自動車販売台数第1位は中国。前年比2.1％増、2年連続で増加しており、前年に引き続きトップでした。販売台数は2,686万3,745台で世界最大の自動車市場です。販売増加の要因は新エネルギー車（NEV）の販売増で、93.4％増の689万台を記録しています。
第2位 米国 1,423万324台
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第2位は前年と同じく米国です。販売台数は7.6％減の1,423万台。半導体不足による在庫不足や、車両価格の高騰、金利の上昇、広範なインフレによる需要の低迷などが影響しています。
第3位 インド 472万5,472台
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第3位は日本を上回りインドが入りました。インドの販売台数約473万台（25.7％増）は、過去最高記録。その背景には、コロナ禍の沈静化に加え、終盤に半導体不足が緩和し供給が増えたことがあるといいます。経済成長に伴い中間所得層が増加している中、多目的自動車（UV）購入者が増加してきていることも販売増の要因です。
第4位 日本 420万1,320台
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4位の日本は、販売台数が前年比5.6％減の420万台を記録、4年連続の減少となり、3位から1ランクダウンしています。
第5位 ドイツ 296万3,748台
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販売台数5位はドイツ。前年比0.3％減の296万台でした。この数字はコロナ禍前の2019年比では26.2％減となっています。主要メーカー・ブランド別では、ドイツ3大自動車メーカー・ブランドのフォルクスワーゲン（VW）、メルセデス・ベンツ、VW傘下のアウディがトップ3を占めています。
第6位 ブラジル 210万4,461台
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ブラジルが前年より1ランクアップして6位に入りました。販売台数は210万台で前年比0.7％減とほぼ横ばいです。消費者物価上昇率の上昇に伴って金利が引き上げられたのが響き、消費者が融資を活用して自動車を購入する機会が限られたことで、主にエントリーモデルの販売に打撃を与えているようです。
第7位 英国 194万3,572台
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7位は販売台数194万台の英国でした。前年比5.1％減と販売台数は伸び悩んでいるものの、電気自動車（EV）は堅調のようです。商用車とフリート（社用車など）はバッテリーEV（BEV）の新車登録の66.7％を占め、台数増加の74.7％を占めています。
第8位 フランス 192万9,554台
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8位はフランスで、販売台数は前年比9.9％減の約193万台でした。半導体などの素材不足で新車供給が低迷する中、原材料価格の高騰を背景に新車価格が上昇。これにロシアのウクライナ侵攻を受けた燃料価格の高騰が重なり、消費者の購入意欲が減退したとみられます。
第9位 韓国 168万3,657台
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韓国が9位です。販売台数は約168万台で前年比2.9％減。上半期に生産遅延により納車までの期間が大幅に長引いたことが背景にあります。そのような中、韓国2大メーカーの現代自動車と起亜（現代自動車グループ傘下）の2022年の市場シェアは過去最高の88.2％（輸入車を除く）となっています。
第10位 カナダ 156万2,965台
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10位はカナダ。販売台数は前年比8.3％減の約156万台でした。メーカー別では、フォードが首位を維持し、ゼネラルモーターズ（GM）が2位に浮上するなど、米国系の存在感が高まる一方、日系の販売台数が軒並み減少しています。ゼロエミッション車 （ZEV）は拡大基調を見せており、バッテリー式電気自動車（BEV）の新車登録台数が前年比67.9％増、ZEVは全体の8.2％を占めています。
[出典]
Sales Statistics | www.oica.net
[参考]
世界生産・販売・保有・普及率・輸出 | JAMA – 一般社団法人日本自動車工業会
主要国の自動車生産・販売動向｜日本貿易振興機構（ジェトロ） 調査部
[All photos by Shutterstock.com]
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