限定4日間！　駅のホームが大衆酒場に大変身　

ちょいちょいちょい！　駅のホームが大変なことになっている!!　ここはJR両国駅。普段は使われていない幻の3番ホームを利用して、駅のホームで“こたつでおでん酒”が楽しめちゃう。

駅構内の赤じゅうたんに導かれるようにホームへ続く階段を上れば、赤ちょうちんが揺れる熱燗ステーションが登場！

まずは、トレーやお猪口をもらって……

3,500円のチケットには、試飲券10枚がセット。紀文の「だし自慢おでん」とカニかま「明太マヨinしたらば®」がお酒のあてという内容。

幻の3番ホームには、日本全国の酒蔵から1日10蔵が出店。しかも、提供される日本酒は、「全国燗酒コンテスト2023」で入賞したお墨付きばかり。10枚の試飲券があるということは全蔵制覇することも！　もちろん、好みのお酒を見つけてじっくり味わう楽しみ方もできますよ。お猪口を持ってお目当ての酒蔵を目指しましょう。

【出店予定酒蔵＆日本酒】
「綾菊 金紋」（綾菊酒造・香川県）
「玉乃光 純米吟醸 酒楽」「玉乃光 純米吟醸 酒魂」（玉乃光酒造・京都府）
「純米大吟醸 梅一輪」（梅一輪酒造・千葉県）
「酒一筋 時代おくれ」（利守酒造・岡山県）
「越後杜氏 本醸造 辛口」（金鵄盃酒造・新潟県株式会社）
「爛漫 生酛特醸」（秋田銘醸・秋田県）
「國盛 半田郷 純米辛口」（中埜酒造・愛知県）
「銀嶺月山 本醸造」（月山酒造・山形県）
「賀茂鶴 樽酒」（賀茂鶴酒造・広島県）
「宮の雪 山廃仕込 特別純米酒」「極上 宮の雪」（宮﨑本店・三重県）
「仁勇 山廃純米 うの酒」（鍋店・千葉県）
「菊の司 純米酒 超辛口 七福神」（菊の司酒造・岩手県）
「浦霞 特別純米酒 生一本」（佐浦・宮城県）
「人気一 黒人気 純米吟醸」「人気一 グリーン人気オーガニック純米吟醸」(人気酒造/福島県)

非日常感満載！　ホームでこたつに入って燗酒を!!

ホームで燗酒なんて、とっても非日常的！

向かいの1・2番線には総武線が停車!!　普段は体感することのない独特の光景が広がり、電車に乗っているお客さんも、いつもと違う風景にこちらをちらり！

乾杯！　燗酒のお供の紀文の「だし自慢おでん」とカニかま「明太マヨinしたらば®」もいい具合。カツオと昆布だしからなるおでんは、大根や玉子、ちくわ、さつま揚げなどからなる全6種類。タラバガニのように食べ応えたっぷりのカニかまは、明太子が中に入っていて、こちらもお酒のあてにぴったり！

冷酒でクイッといくのもいいですが、　お燗にすることで、繊細な味わいと香りがより引き立ち、日本酒の旨みやコクなどを楽しめます。ホームの最奥端には4つのこたつも！

駅のホームで、ぬくぬくのこたつに入りながら、おでんをつついて燗酒をいただけるなんて、まさに日常越え！　次はどの蔵のお酒を試してみようかなぁ～。終電まではまだまだあるからゆっくり飲める～！　と思いたいのですが、約60分の入替制になっているのでご注意を。

チケットは前売りのみで、当日券の販売はない予定。ちなみに、駅のホームのため参加には入場券などの乗車券が必要です。暖房はないので、温かくして非日常空間でのホーム酒を楽しんでください。

［Photos by ©︎tawawa］
 

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。