「おにぎりcafe利さく」とは
東京メトロ千代田線、千駄木駅から徒歩約1分。1番出口を出て右に道沿いをまっすぐ進むと、木造で趣のある店構えが。こちらが「おにぎりcafe利さく」です。
引き戸を開けると、どこか懐かしさを感じるお店の雰囲気。カウンターが4席とテーブルが14席あり、落ち着いて過ごせそうです。
お店のなかにはあちこちに手書きの看板があり、あたたかさを感じます。
具もほとんど手作りな36種のおにぎり!スタッフおすすめ3選もご紹介
おにぎりは全36種類。おにぎりに合うようにつくられた。日替わりのお惣菜や週替わりのおかずも楽しめます。
スタッフさんのおすすめ3選を聞くと、「玄米」(税込250円)「豚たく」(税込290円)「みそ納豆」(税込250円)とのこと。おにぎりの具は他では聞かないラインナップですね。
おにぎりに使っているお米は群馬県産のコシヒカリ。羽釜でじっくりと、その日の気温や湿度に合わせて調整して炊き上げています。また、全部手作りなのが利さくの特徴。理想の味を追い求めた結果、ほとんどが手作りになりました。
他にもおにぎりに合う有明産の海苔や、京都の最高級ほうじ茶など、おにぎりが主役な食事が楽しめます。実際におにぎりとおかずをいただいたので、実食ルポにてご紹介します!
おにぎりが主役なランチプレート
いただいたのはおかずが週替わりな「週替わりランチ」。「今週のおかずとお惣菜」に「玄米」と好きなおにぎりが1つ選べて850円(税込)と、とってもお得です。
この日のおかずは「チキンソテー トマトカレータルタル」「奥久慈卵(おくじらん)のだし巻き卵」「自家製ぬか漬け」「おからのサラダ(本日のお惣菜)」でした。選べるおにぎりはスタッフおすすめの「豚たく」に。それではいただきます!
まずは「豚たく」から。手作りのポークジンジャーソースに、豚バラ肉と沢庵を混ぜ合わた具のおにぎりです。少し小ぶりなサイズ感。
口に入れただけでしょうがの風味が広がります。柔らかい豚バラに、沢庵のポリポリ食感が加わって楽しいです。オリジナルのポークジンジャーソースはしっかりとした味でありながらも、お米の甘みや海苔の香りの邪魔をしていません。具とお米のバランスも絶妙で、多すぎることも少なすぎることもありませんでした。
おにぎりそのものはしっかり形が残りつつ、ふんわりとほぐれていく握り加減です。
続いて玄米のおにぎり。茨城県産の「ミルキークイーン」を使用しています。圧力鍋でじっくり炊くことでもちもちした食感となり、ここまでのもちもち感は玄米好きも驚くほどなのだそう。玄米特有のプチプチ感が苦手な人でも食べられると人気のメニューでもあります。
こちらも小ぶりで複数食べるには丁度いいサイズ感です。
すごくもっちり! 玄米ならではの食感もありますが、それ以上のもちもち感で、確かに苦手な人も食べられそうです。味は塩のしょっぱさが玄米の甘さを引き立てています。風味がとうもろこしみたい。このままでも十分おいしいおにぎりです。
おかずももちろん手作り。
「チキンソテー トマトカレータルタル」は、皮のパリパリさと、野菜のシャキシャキ食感の違いも楽しめます。隠し味にしそが使われていて、後味に感じられたのがお気に入りポイントです。
「おからのサラダ」はポテトサラダを意識した洋風。マヨネーズなどで酸味が加わっているものの、おからの味や甘みは消えず、バランスが絶妙でした。
「自家製ぬか漬け」は人参、大根、きゅうりの3種類。塩味が強くなく、野菜本来の甘みも感じられます。
「奥久慈卵(おくじらん)のだし巻き卵」。お出汁の味がじゅわっとひろがります。ひんやりとしていてするっと食べられ、溶けるように口の中からなくなりました。
全体的に筆者好みの味で大満足! おにぎりもおかずも、殆どが手作りだからこそ、素材本来の味や食感が活きたままの食事が楽しめます。「チキンソテー トマトカレータルタル」の隠し味でしそが使われていたように、味や食感に一工夫が発見できるのも楽しいプレートでした。
営業時間も9:00~20:00と、朝昼晩どのシチュエーションでも楽しむことができ、またテイクアウトも可能なのでどこでも利さくの味を楽しめます。みなさんもぜひ「おにぎりcafe利さく」で絶品おにぎりを味わってみてください!
住所:東京都文京区千駄木2-31-6
電話番号:03-5834-7292
営業時間:9:00~20:00
定休日:毎週水曜日
公式サイト:https://www.risaku-tokyo.com/
[All Photo by miri]
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