早朝から長蛇の列!?大人気のランプヤン寺院の仕掛け
バリの観光地で人気なのが、ランプヤン寺院。ランプヤン寺院の割れ門では、まるで宙に浮いているような写真など撮ることができると、SNSを通じて世界中で大人気。
ランプヤン寺院はバリ島北部にあり、空港からだと4時間〜5時間ほどアクセスに時間がかかるのですが、早朝から長蛇の列を成すほど。私も「水面になっていて美しい景色が見られるのか」と思っていたらなんと、門だけがあり、鏡で反射させていたリフレクション写真だったのです。
まるでトリック写真!?現実は……
現実はこのような様子で、「泉じゃないのか!?」と到着してびっくり。「なんだ、自然がもたらす景色じゃないのか」と思うかもしれません。しかし、ランプヤン寺院はバリ島特有の割れ門、また高台にあるゆえに、割れた門の先、向こう側に見えるアグン山の景色はここでしか見られません! それゆえに、”天国の門”と呼ばれております。
ミラーショットはバリ島でトレンドの写真
天国の門が爆発的に人気になったのは、このミラーショットのおかげ。仕掛けは簡単で、スマホのカメラに縁のない鏡を当てて、まるで泉があるような錯覚の写真を撮影できるのです。
ランプヤン寺院では、プロフェッショナルな係の方にスマホを預け、数枚写真を撮ってもらうスタイル。世界中から人が集まり、係の方が撮影していくので、かなり待ち時間が発生する可能性があります。私は朝7時に到着し、4時間待って撮影。待つのも飽きてしまいますが、ランプヤン寺院周辺はフォトスポットが満載。
さらに、鏡を使ったミラーショットはバリ島で大流行なので、ランプヤン寺院以外でも魅力的に撮影できるフォトスポットのレパートリーを紹介します。
ランプヤン寺院から徒歩3分・The Heaven Garden Lempuyang
ランプヤン寺院から少し坂を上がっていくと現れるのが、The Heaven Garden Lempuyang。ここでも映え写真が撮れるようにアクティビティが作られていて、ランプヤン寺院の待ち時間で撮影を楽しむことができます。
入場料は30,000 IDR(約283円)かかりますが、撮影代はかからず、もちろん流行のミラーショットも撮ってくれます。
人気なのは、空に浮かんでいるボートですが、他にもハート型に作られたお庭もカップルに人気。また、比較的空いているので、何パターンも写真を撮れるのが助かります。また、ポケットサイズに入る手鏡を自分でも用意すれば、バリ島に限らずミラーショットを楽しめるのでは!? と発見。ぜひ真似したいテクニックですよね。
The Heaven Garden Lempuyangが素敵なのは、美しい自然だけでなく海も眺められること。ミラーショットだけに限らず、ランプヤン寺院とはまた異なった景色の写真を撮影できるのがいいところです。
所在地 JJ5J+7HG, Jl. Pura Telaga Mas Lempuyang, Tri Buana, Kec. Abang, Kabupaten Karangasem, Bali 80852 インドネシア
営業時間 6:30~18:00
ランプヤン寺院にもフォトスポットが!
ランプヤン寺院では、整理券が配られ呼び出された時に不在だと列を飛ばされてしまいます。せっかく長丁場待った甲斐がないので、遠くには行かないほうがベターなことも。
先ほど紹介したThe Heaven Garden Lempuyangは徒歩ですぐに行って帰ってこられるのでおすすめですが、もちろんランプヤン寺院内にもフォトスポットがあります。それは、天国の門の反対側にある階段。こちらも細かい彫刻が施されており、マストで写真を撮りたくなるスポットです。ただし、真ん中の階段は神様のための階段で登ることができないのでご注意ください。
バリ島といえば……で人気のランプヤン寺院をはじめ景色をさらに絶景に仕上げるミラーショットをぜひバリ島で試してみてくださいね。そしてバリ島だけでなく、手鏡さえ用意すればあなたも再現可能! トリック写真の話のネタにもできるかもしれませんね。
所在地 Jl. Pura Telaga Mas Lempuyang, Tri Buana, Kec. Abang, Kabupaten Karangasem, Bali 80852 インドネシア
営業時間 6:00~19:00
https://www.lempuyangtemple.com/
※最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
©︎Keiko Morota