【ドイツ冬の風物詩】フランクフルトのクリスマスマーケット巡り!魅惑のグルメや華麗なイルミネーションも

Posted by: TABIZINE広告部 【PR】

掲載日: Sep 2nd, 2024

連日暑い日が続きますが、こんなときだからこそ涼しくなる話題を紹介します! ドイツの冬の風物詩、クリスマスマーケットは、国内外から多数の人が集まる一大イベントです。中でも西部の都市・フランクフルトで開かれるクリスマスマーケットは、ドイツで最も古く、最大規模のクリスマスマーケットのひとつ。そんなクリスマスマーケットをはじめ、フランクフルトのウィンターシーズンを存分に楽しめる見どころをお伝えします。

フランクフルト・クリスマスマーケット(レーマー広場)全体

©#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini

魅力的なフランクフルトのクリスマスマーケット巡り

フランクフルト・クリスマスマーケット・メリーゴーランド

©#visitfrankfurt, Holger Ullmann

フランクフルトはクリスマスの季節に特別な輝きを放ちます。華やかなイルミネーションで装飾され、ローストアーモンドやホットアップルワインの甘い香りが漂う中で、多彩なクリスマスマーケットが開催されます。

フランクフルトには多彩なクリスマスマーケットがあり、「クリスマスマーケット巡り」が楽しめるのも魅力です。ひとつのマーケットだけでなく、さまざまなマーケットを気軽に散策してみてはいかがでしょうか?

フランクフルトの代表的なクリスマスマーケット

フランクフルト・クリスマスマーケット(レーマー広場)俯瞰

©#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini

フランクフルトのクリスマスマーケットは、長い歴史を誇るドイツ最大級のマーケットです。レーマー広場からパウルス広場、ハウプトヴァッヘを経てロスマルクトに至るまで、お祭り気分で装飾された屋台が訪問者を魅了します。

特にレーマー広場に設置された等身大のキリスト降誕シーンや、毎年恒例のクリスマスツリーのライトアップは見逃せません。

個性豊かなマーケットの数々

ローザ・ヴァイナハト(ピンククリスマス)

クリスマスマーケット巡りを楽しむなら、フリードリヒ・シュトルツェ広場で開催される「ローザ・ヴァイナハト(ピンククリスマス)」もおすすめです。この市場はもともとLGBTQ+コミュニティのために作られましたが、現在では誰もが楽しめる場所として人気を集めています。

こぢんまりとしながらも、ホットワインはもちろん、サーモンのグリル、ハンバーガー、ソーセージなど豊富な食べ物が楽しめます。グリューワインにラム酒と砂糖を加えたアルコールの強いドリンク「フォイアーツァンゲンボウレ」も試してみては?

ロスマルクトのクリスマスマーケット

ロスマルクトのクリスマスマーケットは必見! 高さ16mのピラミッドがあり、特別なクリスマスの雰囲気を醸し出します。ホットワインを片手に、周囲の高層ビルを眺めながら過ごす時間は格別です。

地域独特のクリスマスマーケット

フランクフルト・クリスマスマーケット(雪景色)

©#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini

ザクセンハウゼンのゲーテタワーやヘキスト城の周辺でも、個性的なクリスマスマーケットが開催されます。

ザクセンハウゼン

フランクフルト・クリスマスマーケット(ゲーテタワー)

©#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini

ザクセンハウゼンのゲーテタワーのクリスマスマーケットは、小規模ながらも温かみのある雰囲気を楽しむことができます。甘いワッフル、香り豊かなホットワイン、アップルサイダーなどのおいしいものに加え、子どもたち向けの特別なエンターテインメントも充実。

ヘキスト

ゴシック様式のヘキスト城は、それだけでも訪れる価値があるものですが、ヘキストのクリスマスマーケットも同様に忘れられない経験になるはず。地元の企業や団体が、お祭り気分いっぱいの屋台約50軒で商品を販売するほか、地元アーティストによる手作りの工芸品も展示されます。

シティアルム

フランクフルト・クリスマスマーケット(シティアルム)

©#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini

夏にはシティビーチとして知られるコンスタブラーヴァッヘの駐車場の屋上は、10月から3月にかけて冬の山小屋「シティアルム」に変わります。

おなじみの可愛らしい白木の小屋には、煮込み料理のグーラッシュやソーセージ、ベルギーワッフルなど、魅力的なクリスマスのごちそうがそろいます。屋上の開放感の中で街の夜景を眺めながら味わったら、おいしさもひとしおですね。

トゥルン・ウント・タクシス宮殿

フランクフルト・クリスマスマーケット(トゥルン・ウント・タクシス宮殿)

©#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini

トゥルン・ウント・タクシス宮殿の中庭は、知る人ぞ知る穴場のクリスマスマーケットです。レーマー広場やフリードリヒ・シュトルツェ広場のクリスマスマーケットにある無数のブースが午後9時に閉まっても、宮殿内のスタンドは午後11時まで開いていますよ。

洗練されたワッフルの「グースフードトラック(Goose-Foodtruck)」や 、おいしいスープを販売する「ティリーズタンテ(Tilly’s Tante)」、カナダのスモークフードがそろう「スモークトラック(Smoketruck)」、フレンチサンドイッチやカルバドスを提供する「アルノーズカルトツアー(Arnaud’s-Cult-Tour)」、そのほか、さまざまなホットワインスタンドまで、あらゆるものが見つかります。

アイゼルナー・シュテグ(鉄の橋)

フランクフルト・クリスマスマーケット(マインテラス)

©#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini

マイン川にかかるアイゼルナー・シュテグ(鉄の橋)のザクセンハウゼン地区側にはマインテラスがあります。夏はフランクフルトのスカイラインを望む素敵なビアガーデンになりますが、冬はクリスマスマーケットが開かれるのです。川岸の景色を眺めながら、お祝いのお菓子やホットワインを楽しめます。

そのほか、ハウプトヴァッヘとマイン川の間にある屋台では、手作りの工芸品や石器が販売され、湯気の立つマグカップを手に人々が集まります。

クリスマスマーケット以外のライトアップイベント

ウィンターリヒター(冬のあかり)

フランクフルトの冬の魅力はクリスマスマーケットに留まりません。クリスマスを過ぎても、パルメンガルテン(植物園)では2025年1月12日まで、ライトアップイベント「ウィンターリヒター(冬のあかり)」が開催されます。絵のように美しい公園を、色とりどりのスポットライトが幻想的な世界に変えます。

マイン川のウィンターマジック

街や公園のクリスマス以外に、水上のクリスマスも見どころです。マイン川では、「ウィンターマジック・オン・ザ・マイン」と題し、街の明かりがきらきらと輝く中、夜通し船が滑るように航行する光景が楽しめます。

文化を楽しむ冬

冬のフランクフルトを訪れた際には、クリスマスマーケット巡りの合間に、美術館で一流のアートを堪能するのもおすすめです。

アイゼルナー・シュテグとザクセンハウゼン本流の川岸を歩いてすぐのところに、シュテーデル美術館があります。同館は、ドイツとネーデルラントの絵画を中心に、14世紀から現代の西洋美術を幅広く取りそろえており、ドイツ国内でも随一のコレクション数を誇る美術館です。

また、クリスマスミュージックを聞くなら、ニコライ教会のバルコニーで行われるブラスバンドの演奏がおすすめ。そして、フランクフルトの鐘の共演も伝統的なイベントです。市内10カ所の教会にある50個の鐘が、第一アドベント前の土曜日やクリスマスイブに一斉に鳴らされるのです。このユニークで鳥肌が立つような経験は、この時期ここでしかできないはず。

フランクフルトのクリスマスグルメ

フランクフルトのクリスマスマーケットでは、特別に変わったグルメがあるわけではありません。それでも、砂糖漬けのリンゴやローストアーモンドなどの定番料理に、チーズフォンデュ、グリューネゾーゼというグリーンソースのクレープ、伝統的な焼き菓子であるフランクフルターブレンテンなど、典型的なフランクフルトのグルメは、ぜひ現地で味わいたいものです。

ゲーテが愛したお菓子「ベートメンヒェン」とその謎に満ちた起源

フランクフルトの伝統的なお菓子「ベートメンヒェン」

©#visitfrankfurt, Holger Ullmann

フランクフルトのクリスマスマーケットでは、伝統的なお菓子「ベートメンヒェン」を味わうのもおすすめです。

18世紀の詩人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテも愛したとされるベートメンヒェンは、丸めたマジパンに半分のアーモンドが3つ飾られているお菓子。ゲーテは遠く離れたワイマールの枢密顧問でありながら、毎年クリスマスシーズンになると母親からベートメンヒェンの小包を受け取っていたといいます。

その名前の由来は完全には明らかではありませんが、ある言い伝えでは、ナポレオンがこの責任を負っているとされており、ナポレオンはフランクフルトの銀行家ベートマンの家に滞在中、「小さなベートメンヒェンをもう一度くれ!」と言ったそうです。

クリスマスの名物人形「クエストシェメンヒェン」

クリスマスの名物人形「クエストシェメンヒェン」

©#visitfrankfurt, Holger Ullmann

ベートメンヒェンと並んで、フランクフルトの方言で知られる「クエストシェメンヒェン」は食べ物ではありませんが、フランクフルトの典型的なクリスマスの名物です。乾燥した梅とナッツから作られた人形で、以前は街のブルジョワ家庭で大量に生産されていました。かつては特別な意味を持っていたそうです。

昔のフランクフルトでは、若い男性が憧れの女性にクエストシェメンヒェンを送る習慣がありました。もし女性がそれを保管していれば、彼女の愛情を確信することができたのですが、彼女がそれを返した場合、彼はきっぱりと拒否されたことになるのだとか。そのような意味があるにもかかわらず、クエストシェメンヒェンは今日でも幸運のお守りと考えられています。

フランクフルトのクリスマスマーケット
場所:Römerberg, Paulsplatz, Mainkai, Hauptwache, Roßmarkt, Friedrich-Stoltze-Platz
開催期間:2024年11月25日(月)~12月22日(日)
営業時間: 月曜~土曜10:00~21:00、日曜日11:00~21:00
ザクセンハウゼンのクリスマスマーケット
場所:Goetheturm, Sachsenhäuser Landwehrweg, 60598 Frankfurt am Main
開催期間:2024年11月25日(月)~12月22日(日)
営業時間:月曜~金曜16:00~21:00、土曜~日曜13:00~22:00
ヘキストのクリスマスマーケット
場所:Justinuskirchplatz 3, 65929 Frankfurt am Main
開催期間:2024年11月30日(土)~12月1日(日)
営業時間:土曜~日曜13:00~20:00
ドイツ・フランクフルト旧オペラ座

©#visitfrankfurt, Holger Ullmann

フランクフルトはクリスマスシーズンに多彩な魅力を持つ街です。観光客にとっては、一度訪れたら忘れられない場所となるはず。クリスマスマーケットを巡りながら、おいしい料理と暖かな雰囲気に包まれる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

フランクフルト観光局
Tourismus+Congress GmbH Frankfurt am Main
Kaiserstrasse 56
60329 Frankfurt am Main
Tel(国際電話):+49 69 24 74 55 400
Email:tourismus@infofrankfurt.de
公式サイト(英語):https://www.visitfrankfurt.travel/

フランクフルト観光局ロゴ
ドイツ観光局ロゴ

協賛:ドイツ観光局

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