【世界三大パーティー】満月の夜のお祭りレイヴを女性でも安全に楽しむ方法|タイ・パンガン島

Posted by: もろたけいこ

掲載日: Oct 17th, 2024

夜通し音楽に身を任せて踊りまくるお祭り・レイヴ。世界三大レイヴ(世界三大パーティー)と呼ばれるのが、泡まみれになるスペインのイビサ島、インドのゴア、そしてタイのパンガン島。特にタイのパンガン島は、満月の夜だけ開催される「フルムーンパーティー」と呼ばれるもの。響きはロマンチック風ですが、内容はアツすぎる!! 世界中からお祭り好きが集まる場所を女性だけでも安全に楽しむには? 初めてフルムーンパーティーに参加する人向けに筆者が実際に訪れて感じた方法を伝授します!

タイ パンガン島 フルムーンパーティー

フルムーンパーティーとは?

タイのパンガン島 フルムーンパーティー

©︎Visun Khankasem / Shutterstock.com

フルムーンパーティーとは、毎月満月の夜に開催されるビーチパーティー。約2万人〜4万人の人々が世界中から集まる大イベントです! 夜10時頃から音楽が鳴り響き、普段は穏やかな島がお祭り会場に大変身!

島で一番人気のリンビーチがダンスフロアです。ビーチ沿いに並ぶお店やホテルがDJブースを出し、さまざまなジャンルの音楽を朝まで楽しみます。とにかく人が多いものの、出店もあり飲み物片手に音楽を楽しむことができるので、気軽に海外のフェスを体験をするのにはぴったり。パンガン島到着時にパーティーの入場料を払い、リストバンドをつけたらいざ出発です。

タイ パンガン島 フルムーンパーティー

パンガン島 リンビーチ
所在地 Ban Tai, パンガン島 スラータニー タイ
フルムーンパーティー入場料 200バーツ(約900円)
https://fullmoonparty-thailand.com/?cat_ID=16

フルムーンパーティーを楽しむためのTIPS

ボディペイントはマスト!

タイ パンガン島 フルムーンパーティー ボディペイント

パンガン島に到着すると、たくさん見かけるのがボディペイント屋さん! 会場はブラックライトがついているので、蛍光塗料を体に塗ると目印になり、気分も盛り上がるので必ず体験したいところ。

お店はたくさんありますが、会場近くまで進むとなくなるのでご注意を。値段はどこも同じで800円程度。どんな柄がいいかは飾られている絵を見てお願いすると、オーダーが楽です。

汚れてもよい白い服を着ていこう

タイ パンガン島 フルムーンパーティー ボディペイント

「ボディペイントをするのがおすすめ!」と前述しましたが、汚れてもよい服で行くのがおすすめ。さらに服は白の方がブラックライトに反応して光るのでより映えます! 服は黒よりも絶対に白です!

筆者は、水着を着て、さらに汚れてもよい白のショートパンツで参戦しました。現地ではブラックライトに照らされると発光する色の服も売られています。水着で行って、現地で購入するのもアリです!

タイ パンガン島 フルムーンパーティー 

バケツカクテルを飲む

タイ パンガン島 フルムーンパーティー バケツビール

「フルムーンパーティーといえば、バケツカクテル!」だそうです。出店では多くバケツに入った飲み物が販売されています。雰囲気を楽しむために1杯買うのもおすすめです。

「私はそんなに飲めない!」と思い友人とシェアしました。バケツビールはバケツにストローを入れて飲むので、シェアに最適。一方で飲み物に怪しいものを入れられたりしないために、飲み物を置きっぱしにしないことが重要です。

フルムーンパーティーを安全に過ごすためのTIPS

サムイ島に宿泊地を取る

タイ サムイ島 フルムーンパーティー 安全

パンガン島でフルムーンパーティーは開催されますが、宿泊地はもともとそんなに多くないパンガン島。フルムーンパーティー当日は、「ドミトリーなのにこの値段!?」と値段が跳ね上がります。

また仮にすぐに帰れるからとパンガン島を選んでも、酔ったお客さんが多かったり、人が集まるビーチから宿が遠かったり、歩いて帰るのに危険もあったりします。それならば、バンコクからの玄関口になるサムイ島に宿を取るのがおすすめです。サムイ島の方がリゾートホテルの数も多いので、値段の高騰の煽りを受けることも少ないです。

タイ パンガン島 フルムーンパーティー スピードボート

サムイ島からパンガン島までは船で30分かかると言われますが、フルムーンパーティーの際は、サムイ島から夜通し船が運行しています。フェリーもありますが、フェリーではなくスピードボートのチケットを買うのがポイント

筆者は、宿泊しているホテルに当日スピードボートを予約してもらい、ホテルに夜9時にピックアップを依頼。行きも帰りもスピードボートに乗りました。他のお客さんと相乗りですが、ホテルまで無料で送ってもらえるので安心です。船の所要時間も30分かかると聞きましたが、スピードが速すぎて20分ぐらいで到着。総じて初心者にはサムイ島の方がおすすめ!

船の時間を確認し深夜1〜2時で退散する

タイ パンガン島 フルムーンパーティー スピードボート

先ほど紹介したスピードボート。乗る際にチケットを渡されると裏に船の出航時間が記載されています。深夜まで遊んでもよいのですが、おすすめはAM1時、2時あたりの便で帰ること。盛り上がるのは深夜からですが、深夜になるにつれて酔っ払いが増えるのも事実。安全を確保するためにも、短時間で濃厚に楽しむのが初心者にはおすすめ!

筆者が現地で申し込んだ送迎サービス Mr.Tu
※事前にネット申し込みもあり
https://www.viator.com/ja-JP/tours/Koh-Samui/Mr-Tu-Full-Moon-Party-Round-Trip-from-Samui-to-Hat-Rin-Beach-on-Koh-Phangan/d347-9574P519

リンビーチに面した2階のフロアで過ごす

タイ パンガン島 フルムーンパーティー 安全

初めて参加した人が驚くのは、人の多さ! 小さな島に2万人も一気に集まるとなれば、当然ですよね。スリや痴漢を心配する人におすすめなのがリンビーチに面した2階のテラスがあるお店で過ごすこと。テラスは音楽を聴きながら、ビーチよりは快適なスペースを維持して楽しめます。

また写真撮影もここから撮ると、人の多さが際立ちます。筆者はテラスのあるお店でバケツカクテルを購入して過ごしていました。さらに、テラスからどこが人が少ないかなどの様子を見て、下に降りたり……と、偵察にも最適です。

テラスで過ごすのも心配なら、「カップル」の近くにいるのがポイントです。女性同士で固まっていると面倒な人たちに絡まれる心配もありますが、カップルの近くにいると、そんなに声をかけられることもなく、仮に嫌だなと思ったら助けてくれる可能性があるのがカップルです。(2人の世界に入られていると助けてくれませんが……汗)

タイ パンガン島 フルムーンパーティー 安全

2階テラスがあるあたり
所在地 M3G9+53R Marlay​ Bar Ban Tai, Ko Pha-ngan District, Surat Thani 84280 タイ

荷物は最小限に

タイ パンガン島 フルムーンパーティー 服装

人がとにかく多いフルムーンパーティー。安全なタイですが、スリに遭う可能性もあります。そのため荷物は最低限にしましょう。筆者は、スマホの他に、スマホ防水ケース、ホテルの鍵、現金だけを入れて参戦しました。濡れる可能性もあるので「防水」を選ぶのがポイントです。

ビーチに降りるときはファイヤーワークを見るときだけ

タイ パンガン島 フルムーンパーティー ファイヤーワーク

前述したテラスで見かけたのがファイヤーワーク! 燃え盛る炎を振り回す様子は圧巻です! ぜひ近くで見たいところですよね。ビーチに降りたのはこのときだけ。なぜなら、炎を振り回しているので、そこまで人の密度が高くなく、ファイヤーワークを見ているのは観光客のみ。ビーチに降りても快適に過ごすことができました。

マリファナマークは笑って通り過ぎる

タイ パンガン島 フルムーンパーティー 安全

タイでは2022年にマリファナ(大麻)が合法化となり、フルムーンパーティーの出店でも多くのマリファナ入りクッキーなどを見かけました。しかし、安全に過ごすためにはそのようなお店は笑顔でスルー。こういう文化もあるのだなと、見るだけに留めましょう。またタイ政府は2024年の年末までに娯楽目的の使用を禁止にするそう。もちろん日本ではマリファナ(大麻)は違法です。

タイ パンガン島 フルムーンパーティー 楽しみ方

世界中旅していて、一番出会う頻度が高く、危険な存在は「酔っ払いなのでは?」と思うので、重度の酔っ払いを避けて動くのがポイントです! もちろん安全に楽しめば、本当に唯一無二の体験に! 旅する私たちも酒に飲まれすぎず、世界三大レイヴを楽しんでくださいね。

フルムーンパーティー公式HP
https://fullmoonparty-thailand.com/?cat_ID=16
PROFILE

もろたけいこ

Keiko Morota ライター/テレビプロデューサー

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

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