「加賀友禅」オリジナルトートを作るワークショップ
コーヒーでおなじみのネスレでは、持続可能なコーヒー栽培を実現するため、さまざまな取り組みが行われています。環境に配慮し、「ネスカフェ ゴールドブレンド エコ&システムパック(つめかえパック)」の紙パッケージや間伐材をアップサイクルしているのも取り組みのひとつです。
今回は、アップサイクルした紙の糸を使ったトートバッグに、加賀友禅の染め技法を用いながら自分だけのオリジナルトートバッグを仕上げられるワークショップを開催。
このようなイベントは、2024年6月に開催された「苔テラリウム手作り体験会」、8月に開催された「東京水引オリジナルアクセサリー手作り体験会」に続き、3回目となります。
加賀友禅とは?
今回のワークショップは、ネスレと400年の伝統を受け継ぐ「加賀友禅 毎田染画工芸」のコラボレーションで実現。加賀友禅 毎田染画工芸は、着物はもちろん、洋装、商品パッケージ、建築装飾などさまざまなものに加賀友禅のエッセンスを加えながらその魅力を発信しています。
今回、加賀友禅について教えてくれるのは、三代目の毎田仁嗣(まいだひとし)さん。普段なかなか触れる機会がない、加賀友禅の着物も間近で見ることができました。
美しい加賀友禅の染め技法について、実演を交えつつわかりやすく説明してくれます。
いざ!加賀友禅の世界へ
今回のワークショップでは、2つのデザインから好きなほうを選んで申し込みができます。筆者は、コーヒーの葉の中に秋と冬のモチーフを描いたデザインを選択。見本がありますが、もちろん自分の好きなように楽しんでOK。
まずは見本通りの色合いでチャレンジしてみることにした筆者。毎田さんが何気なくやっていたぼかしの技法は、実際にやってみると難しい……。
着物とトートバッグでは素材が異なるので、今回は着物に使用している染料ではなく、顔料を使って色をのせていきます。スタッフさんがいて、コツやポイントも教えてもらえるので大丈夫。
今回のワークショップはドリンク1杯付き。ホットのラテを飲んで休憩しながら作業に没頭しました。
そして……、完成したものがこちら。できあがったトートバッグは、毎田染画工芸さんで仕上げを行い2週間程度で自宅に送られるとのこと。手元に届くのが楽しみです。
ワークショップは、2024年11月3日AMにネスカフェ公式インスタグラムとXの投稿に記載されるURLから申し込みできます。同日PMから店頭でも告知がスタート。前回のワークショップも1週間経たないうちに受付終了となったそうなので、申し込みはお早めに!
楽しみながら伝統工芸に触れられる機会ってなかなかありません。このワークショップでは、たった1,000円(税込)で加賀友禅に触れられる貴重な機会。コーヒーでひと息つきながら、何かに没頭するのってとても有意義でよい時間でした。