【グレードバリアリーフツアー】世界遺産のサンゴの海で泳いじゃう!!
日本からのフライトは7時間30分前後、時差は+1時間という、日本から1番近いオーストラリアの都市Cairns(ケアンズ)。乾季は5~11月、雨季は12~4月ごろですが、日本の四季でいえば“夏・夏・めっちゃ夏・めっちゃ夏”という常夏リゾート。そんなケアンズで最初に体験できる世界遺産は、グレートバリアリーフです。
スポーツブランド・Quicksilver(クイックシルバー)の「Great Barrier Reef Tour(グレードバリアリーフツアー)」はAU$312。クルーズ船への乗船料に加え、モーニングティーやランチ、半潜水艇への乗船、水中展望台での見学、マスクやフィンなどシュノーケル用品のレンタルなども含まれるので、グレートバリアリーフの海をとことん楽しめる内容なんです。
出発は、ケアンズの北に位置するPort Douglas Marina(ポートダグラスマリーナ)。10時に出航し、ケアンズやポートダグラスの各ホテルからの送迎(AU$24~)も行っています。
マリーナのカウンターでチェックインして、銀色に輝く高速艇カタマランに乗り込んだら、グレートバリアリーフに向けて出発! ポンツーン(浮島)が設置された、グレードバリアリーフの最外縁にあたるAgincourt Reef(エージンコートリーフ)を目指します。エージンコートリーフまでは約72km。世界遺産の海までは結構遠い!?
1時間30分ほどのクルージングになるので、船内で振る舞われるコーヒーや紅茶、クッキーなどを楽しみながらのんびりと。酔い止めなども用意されています。
海の色が変わっていき、前に見えるのがエージンコートリーフにあるポンツーン。世界最大のサンゴ礁群に抱かれちゃいます! 無料レンタルできるマスクやフィン、ライフジャケットなどを着けたら世界遺産の海へ。
エメラルドグリーンの海の中は、これでもかというほど永遠に続きそうな枝サンゴの群生が! そこをスルリと泳ぎ抜ける色とりどりの熱帯魚。海中には豊かな海の世界が広がり、運がよければウミガメにも出会えるかもしれません。
個人で自由に楽しむことができるシュノーケリングだけでも十分に海中世界を楽しめますが、秘密のポイントに連れていってくれるシュノーケルツアー(AU$80~)や体験ダイビング(AU$198~)、ファンダイブ(AU$150~・ライセンス所持)などのオプションもあります。水に濡れずにじっくりと観察できる半潜水艇や水中展望台もお忘れなく。
ポンツーンなので、白砂ビーチなどはないので注意。滞在時間も3時間30分ほどなので、ランチを食べることを考えると、アレもコレもではなく、オプショナルツアーなどは絞って参加するのがおすすめです。
約2,300kmにわたって広がり、その長さや面積は日本列島に匹敵するほどの規模をもつグレートバリアリーフ。今回のポイントはその豆粒のような1点かもしれませんが、2,900を超える独立したサンゴ礁が迷路をつくる世界遺産の海を楽しめます。
Great Barrier Reef Tour(グレードバリアリーフツアー)
ツアー所要時間:約6時間30分
料金:Great Barrier Reef Tour(グレードバリアリーフツアー)/AU$312(各種オプション料金あり)
URL:https://quicksilver-cruises.com/reef-tour/wavepiercer/
【熱気球体験ツアー】空中遊覧し朝焼けの中でカンガルーを見つける!
海の世界を体験したら、今度は熱気球で空から大自然を満喫! もちろん、1億3,000年前の白亜紀に形成されたといわれる世界最古の熱帯雨林の一端を垣間見ることができます。と思っていたのですが…… 熱気球に乗船すると、視界を遮ることのない360度の大パノラマがドラマチックすぎて、そんな思いも忘れてしまいそうに!
「Cairns Classic Hot Air Balloon ride(熱気球体験ツアー・往復送迎付き)」はAU$440。ケアンズから車で約1時間のAtherton Tablelands(アサートン高原)のMareeba(マリーバ)から離陸します! 空気が澄んでいる朝焼けの中、上空へと出発するので離陸時間は6時30分とちょっと早めですが早起きを。各ホテルからの送迎も付いています。
本日の熱気球は1番左側のコアラ熱気球。高さ約30m、幅約20mの熱気球で15名ほどが定員です。
朝6時台や上空は寒いこともあるので、長袖や羽織るものがあると快適。バーナーで空気を温め何の前触れもなく、ふわりと浮き上がる熱気球。
ちょっと冷たい朝の空気・朝焼け・音のない浮遊感・バーナーの炎の熱さ…… なんとも言葉にならない不思議な乗り心地に包まれます。
なめらかに、どんどん地上から離れていく熱気球。最高高度は約300m。なんと行き先は決まってないのだとか。その日の天候や風向きなどによって目的地を決めるとのこと。「いいねぇ~! オージー!!」。地上スタッフは熱気球を追いながら着陸地へ。着陸した畑の所有者にお金を払うことになるんだとか!?
空中遊覧は、その日の天候などのコンディションによって異なりますが1時間ほど。熱帯雨林の緑や海の青さなどに加えて、水色に広がる空の大きさが印象的。キャプテンが「カンガルーだッ!」と地上を指さします。初めは目が慣れていないのでわからないのですが、上空で遊覧している間には、「ガサガサ」と茂みをかき分ける“カンガルーサウンド”も認識できるようになり、カンガルーやワラビーなどの姿も。
今日は、この畑に着陸!
なんと着陸した後は、みんなで熱気球をお片付け。これもツアーに含まれています!!
その後は、シャンパンパーティー! まずは快適なフライトができたことに感謝してみんなで乾杯!! ハンバーガーやマフィン、新鮮なフルーツなどが振る舞われ熱気球ツアーは終了します。
Cairns Classic Hot Air Balloon ride(熱気球体験ツアー)
ツアー所要時間:3時間~3時間30分
料金:AU$440(往復送迎付き)
URL:https://www.hotair.com.au/cairns/balloon-rides/cairns-classic-hot-air-balloon-ride-return-transfers
【熱帯雨林リバーSUPツアー】恐竜がいたかもしれない!?ジャングルを探検
最後のアクティビティは、熱帯雨林の中を流れる川を下る「Rainforest River SUP Magic Tour(熱帯雨林リバーSUPツアー)」AU$120。世界最古の熱帯雨林の一部を構成するDaintree(デインツリー)が舞台。ホテルからの送迎もプラスAU$20で可能。
SUPが初めてでも大丈夫。最初にスタッフからのレクチャーがあり、パドルの漕ぎ方やボードでの立ち方を練習。ボードは思っていた以上に安定感がありグラグラしません。
両岸から鬱蒼とした木々がせり出し、緑の中を蛇行しながら続くMossman River(モスマン川)は、熱帯雨林の中を探検する雰囲気たっぷり。冷たく澄んだ水が心地よく、一番深くても大人の腰あたりまで。
数キロ先の川下を目指しますが、途中休憩や水遊びなどをしながら1時間30分ほどの工程。SUPや川の流れに慣れてくれば、すぐに立ってパドリングできるようになります! もちろん立つのが怖ければ、座ったままや立ち膝の状態でも楽しめるので安心。
みずみずしさある木々の息吹を感じながら深呼吸! 白亜紀に形成された世界最古の熱帯雨林ということは、もしかしたらココを恐竜が闊歩していたかもしれない? なんていう想像も膨らみます。
緩やかな流れの中、仰向けになってキラキラ輝く空を眺めながら川下りできるポイントも。
アレ、これ何? 川の中央に木から垂れ下がったロープ?
ターザンロープで、グルグル回されて大はしゃぎしたらSUPツアーも終盤。
みんなでパイナップルやパパイヤ、スイカなどを食べたら、世界最古の森ともお別れです。
Rainforest River SUP Magic Tour(熱帯雨林リバーSUPツアー)
ツアー所要時間:約2時間 30分
料金:AU$120
URL:https://windswell.com.au/product/rainforest-sup/
[Photos by ©︎tawawa]