日本一ゴミが少ない都道府県はダントツで奈良県!
津々浦々、世界のあらゆる場所でゴミ拾い活動をしてきたゴミ拾い仙人・吉川充秀氏が発表したランキングでは、日本一ゴミが少ない都道府県は奈良県と紹介。
奈良駅から歩いて400mほどには、ゴミを一つも見つけることができないほどにキレイとのこと。奈良県ではゴミの1人日1排出量が全国平均より少ないという統計もあり、そのことがこのランキングに反映された要因もあるかもしれませんね。
2位、3位は北陸地方の石川県と富山県が順にランクイン! 国内外を問わず、たくさんの観光客で賑わう駅周りにおいても、比較的きれいなようです。
ゴミが多い都道府県は大阪府がトップにランクイン
一方で、同氏が発表した「ゴミが多い都道府県ランキング」によると、最もゴミが多いのは大阪府と紹介。
日本でも屈指の観光スポット・道頓堀を有する都市部だけでなく、郊外の駅周辺や住宅街など、どこにでもゴミが落ちているのだとか。特に西成は、5名1時間でゴミ拾いを行っても、わずか100mほどしか進まない超絶ゴミ大量地帯だそう。
2位は三宮を中心にたくさんのゴミが落ちている兵庫県。次点では南国の沖縄県がランクイン。特に那覇空港東部の河口周辺は、生活ゴミと漂着ゴミが目立つとのこと。
ゴミが少ない観光地は沖縄県の大石林山(だいせきりんざん)が1位!
観光地で見てみると、ゴミが少ないスポットは沖縄県の大石林山がトップ! 90分かけてもゴミが一切見つけられない唯一の場所とされており、現地のレンジャーの方々の徹底的な管理と清掃がされているそうです。
1位の大石林山に続き、北海道の大雪山、長野県の上高地が2位と3位にランクイン。どちらも多くの観光客が訪れる屈指のスポットですが、大石林山と同じく、管理がしっかりと行き届いており、目を凝らさないと見つけられないほどなのだとか。
人がいる限りゴミは出てしまうのは仕方のないことですが、私たちの生活や観光だけでなく、自然のためにも、ゴミの管理はしっかりとしたいですね。
[Photo by PIXTA]