江戸時代から続く老舗の飴菓子「榮太樓飴」
「榮太樓飴」は、江戸生まれの老舗菓子店「榮太樓本舗」が製造販売する飴菓子。
高純度で雑味の無い白ざら糖と、さつま芋から作られた水あめを、高熱の直火で煮詰めることで生まれる「有平糖(あるへいとう)」という飴菓子を、庶民にもっと気軽にという思いのもとから生まれた「梅ぼ志飴」が始まりになっています。
今回紹介するのは、携帯しやすいポケット缶。フレーバーは、元祖である「梅ぼ志飴」をはじめ、「紅茶飴」、「のど飴」、国産果物使用した無香料、無着色の「大長れもん」、「宮古島マンゴー」の5種類です。
ポケット缶のデザインは全て共通。各フレーバーのイメージに合わせたカラーを使っていて、上から見ても横から見てもレトロな雰囲気があっておしゃれなんですよ。
賞味期限は、製造日より391日。溶けやすい飴なので、暑い場所での保管は避けましょう。
三角の形には意味がある!
缶を開けると、中からはころんとした三角形の飴が登場。この形は、まだ固まりきらない紅着色の飴を鋏で切り、指でつまんだことから生まれたもの。
この三角の形が梅干しに似ているということから、「梅ぼ志飴」と名付けられたそうです。「梅ぼ志」という名前ですが、梅の味は一切しないのが面白いところ。
さらに、飴の三角形の角が丸くなっているのは、飴を断裁した際の切り口が誤って口中を傷つけない配慮と、飴の欠けを防ぐ工夫からだとか。ひとつひとつ手作りしている職人の優しさを感じますね。
優しい味わいの懐かしい飴
それでは早速5種類の「榮太樓飴」を紹介しましょう!
酸っぱくない「梅ぼ志飴」
「榮太樓飴」はこの「梅ぼ志飴」からスタートしました。雑味のないコクと甘さに高級さを感じる一品で、砂糖の素朴な味わいをそのまま楽しめます。まずは、この「梅ぼ志飴」から食べてみましょう!
セイロンを使った「紅茶飴」
「梅ぼ志飴」の姉妹品として登場したのが「紅茶飴」。飴との相性が良いセイロン紅茶を抽出した、濃厚なミルクティー風味で、香り高い紅茶の味わいを堪能できますよ。
飽きの来ない味に仕上げた「のど飴」
真っ白い缶が印象的な「のど飴」は、和製ハッカと、山田養蜂場の国内産百花蜂蜜の優しい風味が溶け合う飴。ハッカの風味が控えめなので、苦手な人にもおすすめです。
ほんのり酸っぱい「大長れもん」
「大長れもん」は、瀬戸内海大長レモンを原料に使用した果汁飴。さわやかな風味のほろ苦さが特徴で、レモンならではの酸味がたまらない飴です。暑い日にぴったりかも。
南国の味わいたっぷり「宮古島マンゴー」
「宮古島マンゴー」は、宮古島産のマンゴーを原料に使用した果汁飴。ほんのりとした甘みで、マンゴーのジューシーな果汁の風味が口の中に広がります。まさに南国の味!
「榮太樓飴」はどこに売ってる?取扱店や通販はある?
江戸時代から続く伝統的な飴「榮太樓飴」。「榮太樓総本舗」の各店舗や、公式オンラインショップで購入が可能です。
「榮太樓飴」は、今回紹介したフレーバーのほかにも、「黒飴」、「抹茶飴」、「バニラミルク飴」、「あまおう」、「温州みかん」などもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
https://www.eitarosouhonpo.co.jp/SHOP/326765/379001/list.html
価格:税込486円 ※一部価格が異なるものもあります
賞味期限:製造日から391日
販売場所:「榮太樓総本舗」各店舗、公式オンラインショップ
公式サイト:https://www.eitaro.com/
[All Photos By Kaori Simon]
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