ANAラウンジの概要とアクセス
羽田第2ターミナルの国際線利用客が使用できるANA LOUNGEは、保安検査を通過してすぐに位置し、移動が最小限で済むため、出発前の短い時間でも有効に活用できるのがポイント。ANA LOUNGEはスターアライアンスゴールド会員やプレミアムクラス搭乗者が利用可能。
一方、ANA SUITE LOUNGEはダイヤモンド会員や国際線ファーストクラス利用者限定で、より上質な空間を提供しています。今回はANA LOUNGEに関してご紹介です。
ラウンジ内は広々としたソファ席、窓際の一人掛けカウンター、作業向きのデスク席とゾーニングされていて、ビジネス利用にもリラックス利用にも対応。落ち着いた照明と木目調のインテリアが温かみを演出し、「空港にいるのを忘れてしまう」ような雰囲気です。
シェフ特製メニューとライブキッチン
このラウンジの大きな魅力は、常駐するシェフによるライブキッチンです。これは第3ターミナルのラウンジにはなく、第2ターミナルだからこそ。大きな鉄板を前に調理するシェフが23時を超えても調理している姿に驚いてしまいました。
季節によってメニューは変わりますが、7月に訪れた際は、ガーリックステーキライスが!!! ごろっとしたステーキがのっていて、23時と遅い時間でしたが、食欲を我慢することができませんでした。
食事のラインナップ例(写真付き)

ANAラウンジシェフ特製 サイコロステーキとガーリックライス(18:00~CLOSE)

ベジタリアン麻婆豆腐

ヤンニョムチキン ローストアーモンドとパンプキンシード添え
他にもANA名物の「オリジナルカレー」の提供や、第3ターミナル同様、ヌードルバーではラーメンやそば、うどんをオーダーごとに調理。出来立ての温かい一皿が提供されます。他にもホットミールの種類が第3ターミナルより多い印象でした。
フライト前にしっかりと食事を楽しめるのが特徴です。空港ラウンジの枠を超えたダイニング体験ができます。筆者はいつもヌードルバーで注文した蕎麦にサラダバーにある海藻をトッピングするのがお気に入り。ビュッフェスタイルなのでこのようなアレンジができるのも楽しみの1つです。
https://www.ana.co.jp/int/checkin/lounge/pdf/hnd_t2_analounge_food.pdf
バーテンダーによる本格ドリンクサービス
第2ターミナルの国際線ラウンジならではの特別感が味わえるのが、バーテンダー常駐のバー。クラシックカクテルからオリジナルメニューまで幅広く対応してくれ、ビールやワインとはひと味違う贅沢な一杯が楽しめます。注目すべきはオリジナルカクテル! ここでしか飲めない味を楽しみましょう!
カクテルなどラインナップ(写真付き)
筆者が訪れた夏の季節はグアバやマンゴーを使用したカクテルが。季節ごとに味が異なるのも嬉しいです。
他にもこのラウンジ限定で楽しめるシグニチャーカクテル「Sparkling Blue」は、空の色をイメージした色合いがとてもロマンチック。スパークリングワインやクラッシュした青いゼリー、カボスを使った色合いだけでなくフレッシュさを感じられるドリンクです。
ノンアルコールカクテルの種類も豊富なので、ぜひ相談してみては? さらに日本酒やウイスキーなどの銘柄もそろっており、出発前に上質なバー体験ができるのが第2ターミナルの国際線ラウンジならでは。お酒好きにとって、このラウンジは出発前から旅の楽しみを広げてくれる場所です。
人気のシャワーの裏技知ってる?
長距離フライト前に欠かせないのがシャワー。ANAラウンジのシャワールームは清潔感があり、アメニティもそろっているため、すっきりリフレッシュして搭乗できます。
ただし人気が高く、ピーク時には「200分待ち」という驚きの表示が出ることも……。実は、 ANAでは事前予約サービスがあるのをご存知ですか? 出発前にスマホやPCから時間を押さえておけば、当日慌てる心配がありません。

実際に予約する際の画面
予約方法は、ANAアプリからの予約が簡単。搭乗便の予約後、ANA LOUNGEを利用対象の方にはANAアプリ内に表示される「ご搭乗のガイド」の「ラウンジ シャワールーム予約」から予約が可能です。搭乗日1週間前、0:00より予約可能。筆者は2日前でこのような空き状況でしたが、予定が決まっていてシャワーを必ず浴びたい方は早めがおすすめ。
シャワールームにはタオル、歯ブラシはもちろん、スキンケアは雪肌精。美容感度の高い女性でも満足するラインナップで嬉しい限り。
そのほか、ラウンジ内には高速Wi-Fi、電源コンセント、新聞・雑誌が完備され、仕事やリラックスの両方に対応。ビジネスユースはもちろん、旅行前に静かに過ごしたい方にも最適です。
ラウンジを存分に楽しむコツは、少し早めに空港へ到着すること。出発直前に駆け込むのでは、せっかくのライブキッチンやバーサービスを味わう余裕がなくなってしまいます。
おすすめは、搭乗2〜3時間前に訪れて、まずはシャワーでリフレッシュ → シェフ特製メニューを堪能 → バーテンダーの一杯で乾杯、という流れ。旅行のプロローグとして理想的な時間を過ごせます。
出発前の時間を特別に変える仕掛けが満載。出張でも旅行でも、このラウンジを利用できるなら、ぜひ時間に余裕を持って立ち寄ってみては?
営業時間 第2ターミナル(国際線)5:00~第2ターミナル国際線最終便出発まで
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/international/hnd/
©︎Keiko Morota
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