Revolut(レボリュート)とは?
海外旅行のとき、キャッシュレスの国が増えたとはいえ、現地通貨もないと不安だなと思うことってありますよね。その場合、両替すると手数料もかかるしもったいないなあ……と感じていました。クレジットカードでの支払いは便利ですが、海外利用手数料(約3%)がかかるので、できるだけ節約して賢く旅行したいところです。
そんな悩みを解決してくれるのが、イギリス・ロンドン発の「Revolut」。アプリひとつで複数通貨を管理できるサービスです。アプリ上で日本円をチャージしておけば、旅行先で自動的に現地通貨に換算され、ほぼリアルタイム為替レートで決済や引き出しができます。
また、RevolutカードはVisa対応のデビットカードとして使えるため、海外ATMから現地通貨の引き出しもOK。平日であれば、手数料が無料(スタンダードプランの場合、月25,000円まで)で引き出しができるのがうれしいポイントです。
週末の引き出しでも、手数料は1%と良心的。両替所での手数料や、クレジットカードの海外利用手数料(約3%)がかからないのが最大の魅力です。
ちなみに、無料で利用できるのがスタンダードプランで、有料プランの場合は平日・週末に関わらず手数料が無料になります。
海外ATMでRevolutを使うときのコツ
海外ATMでRevolutを使う際に、気を付けたいポイントがいくつかあります。
- 【重要】「現地通貨建て」を選択する
- ATM手数料が安い銀行を選ぶ
- 平日に引き出しを行う
ATM画面で「現地通貨建てで支払うか? それとも日本円建てで支払うか?」と確認されたら、「現地通貨建て」を選ぶこと。
→ 自国通貨建てのことを「DCC(Dynamic Currency Conversion)」といいますが、割高なレートであることが多いため避けたほうがよい。
銀行によっては、1回数ドルの手数料を取られる場合があります。
「NO FEE」や「Free Withdrawals」と表示されたATMを選ぶのがコツ。
Revolutのスタンダードプランは、週末に手数料がかかるため、金曜までに両替・引き出ししておくと◎。
Revolutが海外旅行に便利な理由
クレジットカードのような審査も不要で、アプリをダウンロードして本人確認(マイナンバーカードか運転免許証)を行えば、最短10分でバーチャルカードが使えるように。
カード本体が必要ならアプリからワンタップで送付依頼ができ、数日で手元に届くため、急いでいるときにも間に合います。
スタンダードプランの場合、カード発行料は無料ですが、発送には普通郵便で500円、速達で2,000円が必要です。
Revolutが海外旅行に便利なポイント
- 為替レートがリアルタイムで透明
- 海外決済・引き出し手数料が格安
- 紛失時もアプリで即ロック可能
- 39通貨をアプリで同時管理できる
「Wise」との違いは?
ちなみに、似たサービスとして「Wise(ワイズ)」がありますが、違いが気になったのでまとめてみました。
こちらを参考に、どちらのカードを利用するか検討してみるのもよいでしょう。
https://www.revolut.com/ja-JP/