吉野ヶ里遺跡
佐賀県が発祥!観光におすすめのスポットも
サロンパス
※画像はイメージです。
鳥栖市東部は「サロンパス」を誕生させた、久光製薬株式会社の前身「小松屋」が生まれた地です。1847年、田代売薬の一業者として久光仁平氏が立ち上げました。
明治に入ると薬業界は激しい競争に直面しますが、2代目・久光与市氏は屋号を「久光常英堂」と改め、1871年に軍事薬にも指定された「奇神丹」を開発。
さらに1903年、3代目・久光三郎(のちの中冨三郎)氏は、事業を法人化し、「朝日万金膏」を大量生産する体制を整え、全国へ展開。1934年には、ユーザーの悩みに応える清潔な白色タイプの貼り薬として「サロンパス」が誕生しました。
サロンパスは、今もなお愛され続けるロングセラーになっています。
サロンパスについて詳しく知りたいのなら、「鳥栖工場」の見学へ。製造過程のライン見学のほか、ビデオ上映や商品説明などを行っています。
こどもびいる
※画像はイメージです。
「こどもびいる」で知られる株式会社友桝飲料は、1902年に小城市で生まれた小さなラムネ屋からスタートしました。
転機は1998年。福岡のもんじゃ焼き店「下町屋」の店主が、ほとんど売れなかったガラナをビール瓶風に見立て、ラベルを「こどもビール」に貼り替えて提供したところ、たちまち人気商品に。この評判を受け、友桝飲料に本格的な製造・開発が依頼されました。
友桝飲料は試作と改良を重ね、地域契約制の導入やFOODEX JAPANへの出展など地道な販路開拓。その結果、2004年ついに正式な「こどもびいる」が誕生しました。
レトロな瓶とビールのような泡、すっきりとした味わいは、今も子どもから大人まで大人気です。
友桝飲料は工場見学を行っています。生産ラインの見学はもちろん、ラベルづくり体験、オリジナルドリンク試飲なども楽しめますよ。気になる方はぜひ訪れみてくださいね!
伊万里・有田焼
陶山神社
伊万里・有田焼の起源は豊臣秀吉の朝鮮出兵までさかのぼり、佐賀藩主・鍋島直茂をはじめとする大名たちが、多くの陶工を日本へ連れ帰ったことから発展しました。
1616年には陶工・李参平が有田・泉山で白磁鉱を発見し、日本で初めて磁器が焼かれたと伝えられています。さらに有田に定住した陶工たちは技術を磨き、1646年には酒井田柿右衛門らが赤・緑・黄などで文様を描く赤絵付けに成功。日本初の色絵磁器を完成させたといわれています。
17世紀後半には、景徳鎮窯の衰えで需要が高まり、オランダの東インド会社を通じてヨーロッパに広まりました。現在は、大きく分けて「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島」の三様式があり、美しい磁肌や絵付で多くの人を魅了しています。
やきものの町ならではの風情が感じられる「陶山神社」には、「陶祖 李参平碑」の碑が建っています。有田焼の大鳥居や狛犬、大水瓶、玉垣も必見です。
カキ小屋
※画像はイメージです。
カキ小屋の発祥地は、藤津郡太良町といわれています。有明海沿いの国道207号(通称:たらカキ焼海道)には、カキ小屋が並び、カキに加えて、竹崎カニやイカといった新鮮な魚介類を味わうことができます。
このカキは「竹崎カキ」と呼ばれ、プリプリとした食感でボリューム満点なのが魅力です。可食部分の水分が少ないのも特徴で、焼いた時に身が縮みにくく、一口頬張ると旨みと甘みが口いっぱいに広がります。ぜひ味わってみてくださいね。
グリコの「ゴールインマーク」
道頓堀グリコサイン
実は江崎グリコ株式会社の象徴「ゴールインマーク」は、佐賀市で誕生しました。創業者・江崎利一氏は佐賀市出身で、八坂神社を訪れた際に、子どもたちが駆けっこで両手を上げてゴールする姿を目にし、その力強いポーズに着想を得たといいます。
その後、利一氏は近くの小学校で象や花など複数のデザイン案を提示し、子どもたちに人気投票を実施。最も支持を集めた「ゴール・イン」のポーズが、トレードマークとして採用されました。
JR佐賀駅南口から延びる大通り沿いには、江崎利一氏を含む幕末から明治時代を中心に活躍した、佐賀県にゆかりのある25体の偉人像が建っています。
葉隠
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佐賀市は「葉隠」発祥の地として知られています。2代藩主・鍋島光茂に仕えた山本常朝は、光茂の死後、1700年に金立町へ隠棲。そこへ同藩士・田代陣基が訪れ、武士の心得や生き方について常朝の語る内容を書き留めたものが『葉隠』です。
常朝の居所近くには、光茂夫人が追善のために建立した千部経塔が残っているほか、東側には常朝の偉業を今に伝える「常朝先生垂訓碑」が建っています。
佐賀は暮らしと文化を形づくる始まりの宝庫
佐賀県には、「サロンパス」や「こどもびいる」、日本磁器の源流となる伊万里・有田焼、太良町のカキ小屋文化、武士道書『葉隠』など、多種多様な発祥が集まっています。これらの原点をたどれば、佐賀の歴史や精神、ものづくりの力が見えてくるでしょう。ぜひ発祥の地を巡り、佐賀の奥深い魅力に触れてみてください。
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