「旅先だからこそ行きたい」心の声に素直になれるカフェ『哲学と甘いもの。』│長野・松本

Posted by: Mimosa

掲載日: Feb 4th, 2026

長野県松本市の浅間温泉街に、静けさを楽しめるカフェがあります。坂を登った先にある緑色の屋根が目印の木造平屋建ての店内は、昭和の面影と懐かしさを感じさせる落ち着いた空間です。静かな空間に響くのは、コーヒーマシンの音と、ときどき開くガラスの引き戸の音。コーヒーとカレーの香りが漂う店内で本を読んだり書き物をしたり、思い思いの時間を過ごせます。観光やグルメを詰め込むアクティブな旅とは違い、気持ちにゆとりを持ち、素直な自分で心を整える旅をしたい。そんな旅のスタイルに寄り添ってくれるカフェ「哲学と甘いもの」は松本市で立ち寄りたい一軒です。

哲学本と甘いものに囲まれて静かに過ごすカフェ


旅先では、普段の生活では後回しにしてしまいがちな考え事や、自分自身の気持ちと向き合う時間が生まれます。「哲学と甘いもの。」の店内には多くの哲学本が並んでおり、棚に置かれた本は自由に手に取って読むことができるだけでなく、気に入った一冊があれば購入もできます。

難解な本ばかりではなく、思考のヒントになるような一冊に出会えるのも、このカフェならではの魅力です。


テーブルには「静けさをお楽しみください。」と書かれたメモがあり、「自分を見つめる」「人生を考える」時間を大切にしたい方が落ち着いて過ごせる場所です。カップルや友人同士で訪れる人もいますが、会話は控えめで、読書や編み物、書き物をしながらそれぞれの自分時間を過ごしています。


もう1つの主役が、プリンやケーキなどの充実したスイーツメニューです。なかでも人気なのが、昔ながらのかため食感が特徴のカラメルプリン。しっかりとした口当たりのプリンに、丁寧に焦がしたこだわりのカラメルを合わせ、口に含むとほろ苦さと上品な甘みが広がります。コーヒーとの相性もよく、考え事の合間にゆっくり味わいたくなる一品です。


お昼どきに訪れたら食べたいのは名物のカレーです。訪れた日はポークカレーで、大きめの豚肉がごろっと入り食べ応えのある一皿でした。隠し味にりんごとニンジンをじっくり煮込んだやさしい味わい。スパイスの刺激が強すぎないため、辛いものが苦手な方でも楽しめます。

福神漬けの代わりに添えられていたのは、さっぱりとしたカブの酢漬け。素朴な付け合わせが、やさしい味わいのカレーを引き立てていました。
カレーは月替わりで、訪れるタイミングによってはチキンカレーに出会えることも。次はどんな一皿に出会えるのか、また足を運びたくなります。

旅先だからこそ味わいたい「哲学と甘いもの。」の過ごし方

①旅先で開きたい一冊を読む

時間と気持ちにゆとりができる旅先では、普段よりも本の言葉がすっと入ってくることがあります。店内の棚に並ぶ哲学本の中から、直感で気になった一冊を手に取ってみましょう。そのときの自分に必要な言葉に出会えるかもしれません。

もちろん、自分の好きな本を持参するのもおすすめです。移動中に読みかけだった本や、家ではなかなか開かなくなった一冊を、あえて旅に連れて行く。久しぶりに読み返した本から、以前とは違う言葉が心に残ることもあります。静かな店内でお気に入りの1冊を読む時間は、旅の思い出を深めてくれます。

②ポストカードを選んで、旅先から手紙を書く

浅間温泉街にある人気の雑貨屋「手紙舎 文箱」には、店内の壁一面にカラフルなポストカードがずらりと並んでいます。その中から気に入った一枚を選び、家族や友人にカフェで手紙を書いてみましょう。
旅先で書く手紙は、不思議と素直な言葉が浮かんできます。普段は照れくさくて書けない感謝の気持ちや、なかなか会えずにいる友人への近況報告も綴ってみるのもいいでしょう。浅間温泉街にある郵便局から投函すれば、旅先の消印が押されます。その手紙はきっと受け取る側にとっても特別なものになるはず。

③旅先で書き出す、自分だけのWish List

カフェでは、書き物セットも販売されています。雑貨屋「手紙舎 文箱」で気に入ったペンとノートを買うのもおすすめです。お気に入りのペンとノートを手に取り、静かな空間でゆっくりとWish Listを書き出す時間が、旅を特別なものにしてくれます。

「Wish List」と聞くと、大きな目標や壮大な夢を思い浮かべがちですが、小さなことで十分です。買ってみたいもの、行ってみたいお店、取り入れたい習慣など、頭の中にある漠然とした考えが文字にすることで整理され、自然と自分の気持ちが見えてきます。

また、新しく取り入れたいことだけでなく、「やめたい習慣」にも目を向けてみてください。惰性で続けてしまっているけれど、本当はやめたいと思っていることを書き出すと気持ちの整理ができ、Wish Listに書いたことを取り入れやすくなるかもしれません。

日常では考える余裕がなかったことにも目を向けられるのも非日常である旅先ならでは。静寂な空間で自然を見ながら心の内側を吐露してみて。 

「哲学と甘いもの。」で過ごす、特別な旅のひととき


「哲学と甘いもの。」では、静かに過ごすだけでなく、自分と向き合い、考えを整理する時間を確保できます。お気に入りの一冊を読んだり、旅先から手紙を書いたり、Wish Listを書き出したり、やりたいことを自由に楽しめるのが魅力です。

普段は忙しくて考えられないことも、旅先でゆったりとした時間を持つと自然と気持ちが整い、新しい発見やアイデアが生まれるかもしれません。浅間温泉に訪れたら、観光やグルメだけでなく、「哲学と甘いもの。」で心を落ち着けるひとときを過ごしてみてください。

哲学と甘いもの。
長野県松本市浅間温泉3-12-31
電話:0570-001-810
営業時間:9:30~17:30
HP:https://matsumotojujo.com/journal/cafe-shop/20801/
Instagram:https://www.instagram.com/tetsugakutoamaimono/

[Photo Mimosa]

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PROFILE

Mimosa

mimosa トラベルデザイナー兼 旅ライター

【キャッチフレーズ】
マイペースな旅好き

旅先で出会った忘れられない絶景や癒やし体験を、読者が「行ってみたい」と感じるきっかけになる記事として丁寧に伝えていきます。
最近は、イスラム建築やモスクの美しさに魅了され、イスラム圏の国々を訪れています。国内では幕末や戦国時代の歴史が好きで、マニアックな歴史スポットにも足を運んでいます。

【キャッチフレーズ】
マイペースな旅好き

旅先で出会った忘れられない絶景や癒やし体験を、読者が「行ってみたい」と感じるきっかけになる記事として丁寧に伝えていきます。
最近は、イスラム建築やモスクの美しさに魅了され、イスラム圏の国々を訪れています。国内では幕末や戦国時代の歴史が好きで、マニアックな歴史スポットにも足を運んでいます。

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