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幸福の谷「ダラムサラ」は、本国よりもチベットらしさが残る街!

Mar 22nd, 2015

風にはためくカラフルな旗に、朱色の袈裟を身にまとったチベット僧。私たちが「チベット」と聞いて連想するイメージそのままの場所は、実はチベット国外にあるのを知っていますか?今日は、チベット仏教文化の拠点「ダラムサラ」をご紹介します。

本国よりもチベットらしさが残る街!「幸福の谷ダラムサラ」へ

雪降る幸福の谷

インド北部の大都市デリーから、電車で約12時間。ヒマーチャル・プラデーシュ州はカングラ地方の町ダラムサラは、1960年からチベット亡命政権が置かれています。

険しい山間に亡命政権が置かれた理由は、1950年代からの中国によるチベット侵攻です。現在13万人以上ものチベット人が国外での亡命生活を続けており、その内約6,000人はダラムサラに居住していると言われています。

亡命政権の各省庁のあるカンチェン・キションは、「雪有る幸福の谷」という意味だそう。ダラムサラには、省庁の他にも寺院やチベット仏教論理大学、チベット医学研究所などがあり、インドにあるのに、いまや本国よりもチベットらしさを保っているのです。

チベット文化にどっぷり浸る

本国よりもチベットらしさが残る街!「幸福の谷ダラムサラ」へ
こちらは「マニ車」と呼ばれ、表面には真言が書かれています。心を込めてマニ車を回せば、それだけ真言を唱えたのと同じ功徳があるそう。

「ルンタ」と呼ばれる経文の書かれたカラフルな旗は、魔除けと幸福を祈り、家の屋上や寺院の中央、山頂や水辺などに掲げます。

バター茶は、よく煮出したお茶にバター、牛乳そして塩を入れたもの。甘そうな見た目とは裏腹な味わいに、好き嫌いが分かれそうです。チベット人は、これを1日に何杯も飲むのだとか。バター茶の良し悪しは、バターなどを入れて撹拌するときの音で分かるとも言われています。

私たちがお米を食べるのと同じように、チベット人は「ツァンパ」を食べます。ツァンパは、炒った小麦粉を少量のお湯やバター茶で練ったお団子状のもの。お正月など特別な日には、練る前のパウダー状のツァンパを空へ撒き、幸福を祈る習慣も。

こちらは、「モモ」と呼ばれるチベット風餃子。蒸したもののほかにも、揚げたものもあります。ネパールでもよく食べられる、とても有名な料理です。

チベットの歴史を知りながら、滞在記としても楽しめるハインリヒ・ハラー著「セブンイヤーズ・イン・チベット」は、侵攻前のチベットの様子が生き生きと描かれていて、旅行好きにはたまらない一冊です。ぜひご一読あれ。

一時期はテレビでもチベット関連のニュースが報じられ、興味を持った方も多いかも知れませんね。知れば知るほど奥深いチベットの文化と歴史を、ここでもう一度振り返ってみると新たな世界が開けそうです。


[ダライ・ラマ法王日本代表部事務所]
[Lonely Planet]
[Photo by Shutterstock.com]

Sae

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