フランス菓子ならクレームブリュレやマカロン、イタリア菓子ならティラミスやビスコッティなどを思い浮かべるけれど、オランダ菓子と言われたら? なんだかちょっと想像がつきませんよね。 定番おやつからお土産に最適なものまで、 オランダはお菓子の種類が豊富! オランダの友人マークの意見も含め、今回は個性的なオランダスイーツたちをご紹介したいと思います。
■真黒なキャンディー リコリス(Liquorice)
オランダ人はキャンディーが大好き! 当地にはさまざまな種類の飴菓子があります。なかでも特徴的なのは真黒な色が存在感のある「リコリス」。甘草から抽出した液が原料のキャンディーです。アニスなどのスパイスで香りづけをしていることが多いものの、食べ慣れないと好きになれない味かも。
マーク:オランダのキャンディーといえばコレ! 大人から子どもまで、みんなが大好きなお菓子です。とりわけ人気が高いのは塩味のリコリス。また、塩化アンモニウムを混ぜたリコリスも人気がありますよ。
■サックリとろ〜り ストロープワッフル(stroopwafel)
キャラメルを挟んだクッキー風のワッフルはお土産の定番でもあり、朝や午後のティータイムにコーヒーと楽しむお菓子です。シナモンを効かせたオートミールクッキーのような味。
マーク:オランダ語で「シロップ」を意味するストロープ。そのままだとシロップが固まっているため、オランダでは温かい飲み物を入れたマグカップの上にストロープワッフルをのせ、少し温まってからワッフルを食べる人もいます。僕はせっかちだからそのまま食べてしまうけれど。
■定番クッキー カノズ(kanos)
クッキー風の生地にアーモンドのペーストを詰めて焼き上げたお菓子。男性の中指ほどの大きさのため、ひとつ食べるとかなりお腹にたまります。
マーク:カノズもワッフル同様、ティータイムによく食べるクッキーです。「kano」はオランダ語でカヌーの意味。カヌーみたいな形でしょう?
いかがでしたか? どれもオランダのスーパーで気軽に購入できるほか、日本の輸入食品店などで取扱っているところもあります。リコリスは個性的すぎるけれど、ほかの2つはお茶請けにぴったりです!