海外へ行くとスパへ訪れる機会が多くなる、という人もいるかと思います。しかし、日本では海外に比べるとスパへ行く習慣は薄く、そのマナーやルールを知らない人も多いはず。じつは、スパには訪れる前に「すべきこと・してはいけないこと」があるのです。
今回は、スパを利用する際に、特に気を付けたいポイントを紹介したいと思います。
訪れる前に
「胃に血液が集中しないために食べ過ぎない・アルコールをとらない」
「高級なジュエリーを身に付けていかない」
スパを利用する時、どうしても自分が癒されたいということばかりに考えがいってしまい、エステティシャンへの配慮を忘れがちになります。しかし、最高のリラッスクタイムを過ごすためには、エステティシャンへの心配りは肝心です。その中でも特にお口の匂いには気を付けたいところ。また、食事のタイミングなどにも気を配ることをおすすめします。
ジュエリーについては、「トリートメントルームではどうしても外す必要がある」ので、紛失の恐れが大!
不必要な貴重品を持っていくのは避けるべきです。
ドレスルームやリラクゼーションエリアで
「必ずシャワーを浴びておく」
「ワックスを塗る1時間前は肌へのダメージが高くなるため、スチームを当ててはいけない」
スパに訪れたら最初に案内されるのがドレスルーム。トリートメントが始まるまで、リラクゼーションエリアで過ごすこともあるでしょう。ここでの注意点は、まず最低30分前にはチェックインして、シャワーを浴びておくこと。
「予約の時間ぎりぎりにかけこんできてシャワーも浴びずに汗臭いままマッサージを受けようとするお客さんは、有名なホテルのスパでは無配慮だと毛嫌いされている」そうですよ。
自分はこんなことしないよ、と思いがちですが、海外の旅先では気が緩んで、意外とやってしまいがちなことかもしれません。客としての最低限のマナーは、守りたいものです。
トリートメントルームで
「雑談しない」
「腕、脚、首を持ち上げない」
目を閉じないと、「目に入ると危険なトリートメントを使用する場合もある」、「目を開けて凝視している状態だと後頭部の筋肉が固まってしまう」そうです。マッサージの妨げになってしまうのでしょうか。
とにかく目を閉じてリラックスするのがポイントのようですね。
また、意外なのは雑談はNGという点です。日本人は気遣いから、エステティシャンと二人きりになると、何か会話をすべきではないかと思いがちですが、それはエステティシャンの意図には反している場合もあるようです。雑談をしていたら、「本当のリラックスの瞬間を逃してしまう」とのこと!
また、体を不必要に動かしたり、手や脚を持ち上げたりするのもNG。「筋肉が硬直してしまう」のだそうです。
マッサージを受けている最中は、とにかく思う存分リラックスして大人しくしていたほうが良さそうですね。
スパが初めての方もそうでない方も、スパのマナーとして覚えておいて損はありません。ぜひ最高のリラックスタイムを!