旅気分を盛り上げてくれる飛行機の機内食。エアラインごとに特徴があるので、乗ったことのない飛行機の機内食はちょっぴり楽しみだったりもしますよね。「機内食で世界巡り」の記事では、LCC(格安航空会社)から王道のエアラインまでの機内食をご紹介していきます。
今回はマレーシアのクアラルンプール空港〜関西国際空港を結ぶエア・アジアX航空(Air Asia X)1月の機内食です。
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東南アジア方面に強いエア・エジア
アジア方面における格安航空の先駆けとも言えるエア・アジア。関連会社のエア・アジアX(エックス)は、マレーシアのクアラルンプールを拠点に東南アジア各地とオーストラリア、サウジアラビアの各地域を運行しています。
今年3月には名古屋路線が新たに加わり、日本国内では成田、関空、名古屋の計3都市を就航。時期によっては、シドニー〜関空間(片道)3万5千円など、移動にはなるべくお金をかけたくない旅人の強い味方です。
オンラインでしか予約できない機内食
さて、エア・アジアにはオンライン予約限定の機内食があります。そのひとつが今回注文した「Japanese Bento Set(ジャパニーズ・弁当セット)」(9ドル/約820円)。オンラインで予約するとミネラルウォーターが1本おまけで付いてくるため、その場で購入するよりもお得です。通常の機内食メニューにはないものだけに期待が高まります。
メニューは太巻き(中身はなんと、アボカド、たくあん、ガリそしてキュウリ!)、煮物(ニンジン、カボチャ、サツマイモ)、照り焼きチキン、照り焼きフィッシュ、かまぼこ、漬け物でした。エア・アジアはベジタリアンカレーやココナッツミルクの風味豊かな定番朝ご飯「ナシレマ」などのマレーシア料理は美味しいのですが、この弁当はだいぶ微妙・・・。ほかのメニューに比べて倍の値段のため、期待値も高かったのに残念な結果でした。
とはいえ外国人が考える「日本」の弁当は、我々の舌には合わないだけで現地の人たちには受け入れられているのかもしれません。エア・アジアの利用を考えている方は、マレーシア料理を注文すれば失敗ないはずですよ!
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