お土産に対する考え方
多くのアジアの国では、誰かを訪ねる際には手土産を、そして旅行に行った際にはお土産を買う事が文化とされていますが、欧米では必ずしもそうではないようです。
アジアほどの「おみやげ文化」は存在せず、かなりあっさりしていると感じます。
以前、一緒に働いていた欧米諸国出身の同僚達は、母国に一次帰国した際、お土産にスーパーのクッキーを買ってきてくれました。日本では、旅先でも土産選びに時間とお金をかける人がたくさんいますが、欧米の人は「ホリデーは自分のホリデーなんだから、とことんリラックスして楽しむ」といった感覚を持っているように感じられます。
お土産をもらった時のリアクションは?
また、お土産をもらった時のリアクションにも文化の違いが。アジアでは、頂いたお土産をその場で開ける事をあまりしませんが、逆に欧米ではビリビリと紙を破ってプレゼントを開ける事が多いです。その場で開けないというのは、彼らにとっては理解ができない行動のようです。「プレゼント、もしかして気に入らなかった?」と後になって聞かれた事もありました。
何てことない事のようで、文化の違いを感じるお土産事情。
違いを少し知っておくと、実際欧米の方にお土産を渡したり頂いたりする際に役に立つかもしれません。