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【達人と行くディープ金沢】日本唯一のお茶屋へ!情緒溢れる「ひがし茶屋街」

Posted by: 米田ロコ
掲載日: Apr 9th, 2014. 更新日: Jan 11th, 2017
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歴史あるお茶屋が並び、江戸情緒溢れる東茶屋街

【達人と行くディープ金沢】日本唯一のお茶屋!江戸情緒溢れる「東茶屋街」へ

金沢の東山にある「ひがし茶屋街」。城下町の風情が残る茶屋街は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、金沢の名所でもあります。夕方になると三味線や太鼓の音が鳴り響き、芸妓さんの姿を見ることもできるとか。

そのお茶屋の中でも、1820年(文政3年)に建てられた『金沢ひがし廓 志摩』は日本で唯一、国の重要文化財に指定されているお茶屋です。

格式高いお茶屋の造りをそのままに残しており、ここで遊ぶことが許されたのは、上流町人や文人たちだけだったそう。

また、志摩のように、改築されずに、そのままの姿を残しているお茶屋は非常に珍しいとか。
「お茶屋は住居とは違い、押し入れや物入れなどは作らず、随所まで装飾にこだわっており、非常に華奢な造りをしていることから、改築せずに残すのは至難の業」と志摩のご主人が教えてくれました。

志摩の中は見学することができます。中へ入ってみると、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分!約200年前、封建社会だったその時代、町方に許されたわずかな社交の場。その様子が容易に想像できてしまうのです。

【達人と行くディープ金沢】日本唯一のお茶屋へ!江戸情緒溢れる「東茶屋街」

ここは「前座敷」で、赤い壁は紅殻(ベンガラ)です。
お客さんが床の間を背にして座ると、その正面の「控えの間」が演舞の場となり、艶やかな芸妓さんの遊芸が披露されていました。

部屋にはお琴や琵琶三味線、などが飾られていますが、普段はどれもがなかなかお目にかかれないものばかりです。

【達人と行くディープ金沢】日本唯一のお茶屋へ!江戸情緒溢れる「東茶屋街」

ここは、おかみさんの部屋だったそうです。
部屋に置いてある家具類、小物類、着物なども昔のまま、本物がそのまま置かれています。

【達人と行くディープ金沢】日本唯一のお茶屋へ!江戸情緒溢れる「東茶屋街」

並んでいる三味線も、もちろん、昔から使われていたものです。

米田ロコ

LOCO Yoneda ライター・編集者。
自由と自然を愛し、Vanlifeにて日本を旅する。

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