以前の記事では、「プリンセス・クルーズ」の船内についてレポートしました。今回は、出航後のプリンセス・クルーズの船内の様子をお伝えしたいと思います。
豪華クルーズ船で過ごす、優雅なひととき
全長290mの巨大なクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の中は、テーマパークさながらの別世界。さすがは世界三大クルーズ会社。まさにプリンセス気分にひたれます。
各フロアには、テーマの異なるレストランやバーがいくつも。どこに入ろうか目移りしてしまうほど。
ディナーは、本格コース料理に舌鼓。食事がおいしいところも、プリンセス・クルーズが世界中の人々に愛される所以でしょう。
この「4種チーズのトルテリーニ・パスタ」は、かつてオードリー・ヘップバーンがプリンセス・クルーズの船に乗船した際、コックにお願いして特別に作ってもらったメニューなのだそう。口に入れると濃厚なチーズの味わいが広がります。
豪華クルーズ船で過ごす、大人な夜
夜はスカイデッキで映画が上映されます。お酒を飲みながら夜風に吹かれ、船の上で知り合った乗船客と会話を楽しむ。大人の夜がふけていきます。
プールサイドも、夜はぐっとロマンチックに様変わり。
船の航路はレインボーブリッジをくぐります。接近する瞬間は、迫力満点! 下から見上げるレインボーブリッジの姿は、ぜひ自身の目で確かめてほしいところ。
船の中心とも言える「アトリウム」でシャンパンタワーのパフォーマンス。きらびやかな雰囲気に、なんだか夢を見ているよう。
そして忘れてはいけないのが、カジノです。プリンセス・クルーズは、乗船する際にパスポートを提示します。つまり、船の上は日本ではないのです。
実際、船のスタッフもさまざまな国籍の外国人で、船内は英語がとびかっています。こうした海外の雰囲気を味わえるところも、プリンセス・クルーズならでは。
このほか、音楽の生ライブやダンスパーティーなど、船の至るところでイベントが目白押し。どこでどんな風に過ごすかは、その人次第です。静かなバーでしっとりとお酒を飲んでもいいし、デッキで夜空を眺めてもいい。ほかの乗船客との交流を楽しんでもいいし、ライブで盛り上がってもいい。
どう過ごしても、おもてなしに満ちた豪華客船の旅は、素敵な思い出をプレゼントしてくれるはず。そこは、すべての乗船客を笑顔にする、特別な空間でした。