トルコのアナトリア高原中央部に位置するカッパドキア。いくつもの巨岩がそびえ立つ不思議な光景が広がります。ここは、かつてローマ帝国から逃れてきた、キリスト教の修道士が集まり、岩をくり抜いて洞窟教会が作られた場所でもあります。
洞窟教会がホテルに
カッパドキアにある洞窟修道院のひとつを修繕し、ホテルとして利用できるようにしたのが『アルゴス・イン・カッパドキア』です。遺跡を改装して作られた高級リゾートホテルだけあり、異様でありどこか特別感が漂う建物。
実は、建設当初は中型のデザインホテルが建つ予定だったそう。しかし、ホテルのオーナーがこの地を探索していると、修道院の跡地や地下トンネルなどを発見。「この遺跡を守り、街の一部になれる様なホテルにしたい」という意志から、現在の形になったのだとか。
中世の趣を感じさせつつも洗練された室内
このホテルの目玉といえば、ゴージャスな室内です。
中世の趣を感じる石造りの室内にハイセンスなインテリア。非日常感に溢れた特別な時間を過ごせそうです。
多くの客室には、暖炉・iPodドッグがついており、一部の部屋にはプールやピジョンバレーの絶景が見渡せる部屋も用意されています。
また、この建物内部からは、全長5.5kmの遺跡エリアへと繋がっているそうです。遺跡エリアでは当時の文化・歴史に触れる事ができそうですね!
絶景を目の前にグルメを堪能
ここでは、新鮮な地元食材を使った、色とりどりの料理が用意されています。しかし、なんといっても素晴らしいのはそのロケーション!遺跡を目の前に、食事を堪能できるのです。こんな稀少な体験、なかなかできるものではありません。
食事のあとは、テラスでゆっくりと休憩。もちろん、ここでも目の前はカッパドキアの遺跡。贅沢すぎるリゾートです。
『アルゴス・イン・カッパドキア』は、現在でも発掘・修復作業は行われており、まだまだホテルは成長を続けているのだとか。今後、このホテルがどう成長し、私たちを楽しませてくれるのか期待が膨らみます。