「真夏のクリスマス」って何を食べてお祝いするんだろう?そう思ったことはありませんか?旅行先としても大人気のオーストラリアは、南半球にあるため、まさにそれを体験できる場所。今日は、一足お先にオージー流クリスマスメニューをご紹介します。
欠かせないのはシーフード!
12月25日は、朝からみんな大忙しです。目が覚めたら、クリスマスツリーの回りに集まって、プレゼントを開けることからスタート。お昼頃には、クリスマスランチを楽しもうと、親戚が集まってきます。では、早速メニューを見てみましょう。今回はオーストラリアのwebサイト「taste.com」に掲載されていたメニューを参考にしています。
まずはスターターから。オージー流クリスマスに欠かせないのは、なんと言ってもシーフード。特にボイルされたエビは大人気です。スーパーなどで、ボイル済みのものを買って、ディップやソースと共に頂きます。
そして、新鮮な牡蠣もいただきます。レモンを絞って頂くシンプルなものより、チリやカリカリベーコンで作ったソースをかけたりして、少し手を加えたものが人気です。
メインには、骨付きレッグハムのローストが定番。この時期スーパーの精肉売り場では、子どもの上半身ほどもある大きなレッグハムが沢山売られています。模様のように刺さっているクローブというスパイスは、風味を加えるだけでなく、お洒落な見た目の演出にも一役買っています。
そして、ターキーも同時に登場!オーストラリアでは、定番のクランベリーソースの他にも、プラムソースという甘酸っぱいソースも人気です。ターキーは火を入れすぎるとパサパサするので、上手に焼くのが難しいそう。付け合わせは、ローズマリー風味のローストポテトを。
デザートには、トライフルを頂きます。トライフルは、季節のフルーツ、ゼリー、そしてスポンジケーキかドライフルーツケーキを重ねたもの。きれいな層を目でも楽しめるよう、透明なボールに作るのが定番です。
そして、忘れちゃいけないクリスマス・プディング。ゆるいカスタードソースと共に頂きます。プディングはフルーツのぎっしり詰まった定番ものから、チョコレートが溢れ出すものまで様々な種類が揃っています。スーパーやベーカリーなどから、出来合いのものを買ってくるひとがほとんどです。
そして、もっともオーストラリアらしいクリスマスのデザートはこちら。「パブロバ」と呼ばれるメレンゲを焼いたお菓子で、外はサクサク。中はふわふわのマシュマロのようなデザート。12月に出回るアメリカンチェリーや他のベリー類のトッピングで、クリスマス気分を演出します。
12月25日は、家族や親戚と共に過ごす大切な日です。そのため、この日ばかりは、スーパーもデパートも軒並みお休み。レストランは、ランチの時間帯にオープンしているところがありますが、ほとんどは予約制でクリスマスランチを楽しむ人でいっぱいです。クリスマス中にやって来る予定の旅人の皆さんは、気をつけて下さいね。
[taste.com.au]
[Photo by Shutterstock.com]