新・ワイン大国!世界最古のブドウの木がなぜココに?【知ればオーストラリア雑学王7】

Posted by: 金子 愛

掲載日: Jul 29th, 2020

高品質でリーズナブルなワインが多いことから絶大な人気を誇る、新世界ワイン界を牽引するオーストラリア。そんなこの国には、「世界最古のブドウの木」があるといわれています。ワイン造りの歴史はまだ浅いのに一体なぜ・・・?今回はオージーワインにまつわるトリビアをご紹介すると共に、その魅力をお届けします。

60を超えるワイン産地!

オーストラリアのワイン産地

ワイン生産量は世界6位、輸出量では世界4位のオーストラリア。初めてヨーロッパからワイン造りが伝わったのは大航海時代、1788年とされています。現在ではなんと60を超えるワイン産地があり、100品種以上のぶどうを栽培。ワイナリーの数にいたっては2,400以上にも及びます。先進的技術を取り入れた高品質なワインたちは、数々の受賞歴を持つ実力派揃い。ニューワールド・ワイン界の王者として、確固たる地位を築き上げているんです。

世界最古のブドウの木、なぜオーストラリアに!?

ぶどうの木

国内最大のワイン産地「南オーストラリア」には、世界最古のブドウの木が残っています。「ヨーロッパよりワイン造りの歴史が浅いオーストラリアに、なぜ世界最古のブドウの木があるの?」と、疑問に持たれる方も多いかもしれません。その背景には、ブドウ栽培の天敵「フィロキセラ」というアブラ虫の存在があります。北米やヨーロッパ、オーストラリア東部など・・・19世紀に世界中のワインを襲ったこの恐るべき害虫。多くの歴史あるワイナリーがブドウ畑を失いました。しかし南オーストラリアは、徹底した検疫によりその被害を未然に防ぐことに成功。1843年に植樹されたラングメイル・ワイナリーのシラーズは、現存する世界最古のシラーズの木だといわれています。

世界初!ボトルのラベルに⚪︎⚪︎を表示

ワインボトル

ワイン選びの際、自分好みを選ぶため手かがりとなるワインラベル。オーストラリアは、「世界で初めて、ボトルのラベルにブドウの品種を表示」することを義務付けた国。例えば赤ワインの品種でいえば、「シラーズ」「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メローズ」、白ワインなら「シャルドネ」「ソーヴィニヨン・ブラン」「リースリング」など・・・品種が書かれていると、どんな味かある程度イメージしやすいもの。あまりワインに詳しくないビギナーでも、選びやすいのがうれしいですね。またコルクよりも、開けやすく便利なスクリューキャップが主流なオーストラリア。こうした消費者を重視する姿勢が、多くのファンに支持される理由なのかもしれません。

国民の年間ワイン消費量もハンパない!

昼間からワイン片手にオージーステーキを喰らう、オーストラリアでよく見られる光景です。まるで水代わりのように飲むオージーたち、年間ワイン消費量は国民一人あたり平均29.6リットルにも及ぶと言われているから驚き!

「高品質」「リーズナブル」「消費者ファースト」・・・その親しみやすから、多くの人に愛されるオージーワイン。オーストラリアを訪れた際は、ワイナリーホッピングをぜひ楽しんでみて下さい。あなた好みの一杯が、きっと見つかるはずです。

【情報提供:オーストラリア政府観光局

【参照】
10 FACTS ABOUT AUSTRALIAN WINE:
https://www.wineselectors.com.au/selector-magazine/wine/10-facts-about-australian-wine

The South Australian Wine Story:
https://www.pir.sa.gov.au/__data/assets/pdf_file/0006/274065/South_Australian_Wine_Story.pdf

Langmeil Winery:
https://www.langmeilwinery.com.au/About-Us/History

Australia’s wine screwcap revolution:
https://www.smh.com.au/business/australias-wine-screwcap-revolution-20170628-gx0e3l.html

[All photos by Shutterstock.com]
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PROFILE

金子 愛

Ai Kaneko 暮らし旅ライター

【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。

【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。

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