東洋最後の秘境!一生に一度は行きたいブータンの旅

Posted by: あやみ

掲載日: Dec 22nd, 2014

東洋最後の秘境!一生に一度は行きたいブータンの旅
©theskaman306/Shutterstock.com

国民幸福度ナンバー1でよく知られているブータン。インドとバングラディッシュ、チベット自治区に囲まれているブータンは、歴史的建造物も多く、独自の文化もユニークで東洋の最後の秘境と言われています。そんなブータン王国に行くためには、ズバリどのくらいの旅費がかかるのでしょうか?

ブータン旅行にかかる基本的な旅費

東洋最後の秘境!一生に一度は行きたいブータンの旅

まずブータンに行くためにはビザを取得する必要があり、2014年現在では、旅行会社を通してしかビザの取得ができません。日本にはブータンの大使館がないため、ブータン外務省を通じてビザの取得を行います。ビザの取得にかかる料金は実費40米ドル、その他、旅行会社の代行手数料がかかります。また、ブータン旅行では、どのような旅をするとしても、外国人旅行者は現地旅行会社に一日ひとりあたり200米ドルの公的料金が定められていて、ちょっと高いイメージです。しかし、この料金の中には、ホテル、食事、ガイド、車、 入場料などのブータンを旅するうえで必要な料金がすべて含まれていて安心感のある旅ができます。

ブータン仏教最大の聖地タクツァン僧院

東洋最後の秘境!一生に一度は行きたいブータンの旅

さて、そんなブータンですが、一度は見ておきたい建造物がいっぱい。中でも崖の上に建つタクツァン僧院は一見の価値あり。ブータン仏教の始祖と言われるパドマ・サンババがブータンを訪れたときに、この場所で瞑想したのが起源と伝えられており、現在ではブータン仏教の最大の聖地になっています。駐車場から僧院につくまでの道のりは約2時間かかりますが、急な坂道を登っていくたびに、僧院の見え方が変わっていくので疲れをあまり感じません。

映画『リトル・ブッタ』のロケ地として知られるパロ・ゾン

ブータンの県庁であり、寺院としても有名なパロ・ゾン。17世紀には城壁として使用されていた建造物です。県庁と寺院が一緒になっているなんて、日本人である我々にはなかなか想像しがたい部分もあるでしょう。しかし、パロ・ゾンへ至るルートには、小さな櫓や門があり、17世紀には城壁として使用されていた名残りを感じ取ることができるはずです。夜はライトアップもされているため、少し離れた場所からパロ・ゾンを眺めると、幻想的な雰囲気も味わえます。

激辛な国民的ブータン料理「AemaDatsi」

旅人の楽しみのひとつである食事ですが、ブータンでは唐辛子を使った料理が有名。中でも唐辛子とチーズの料理「AemaDatsi」はぜひ味わいたいブータン国民の代表料理です。世界一辛いとも言われているブータン料理ですから、その辛さはすごいものがあるでしょう。でも、はるばるブータンまで来たのなら、ぜひ味わってみたい料理です。

その他にも、ブータン料理には比較的マイルドなきのことチーズの料理、もちもちとした食感で食べやすいおまんじゅうのモモもありますので、辛い食べ物が苦手な人でも現地の食事を楽しむことは十分可能。

目にするもの、食べるものがすべて刺激的なブータン。一度訪れたらやみつきになりそうな神秘的な国です。

東洋最後の秘境!一生に一度は行きたいブータンの旅

[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

あやみ

Ayami ライター

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。

フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。

SHARE

  • Facebook

アジアその他のカテゴリー