バーや蔵造りの店めぐり、城下町「松本」大人の歩き方

Posted by: Sae

掲載日: Jan 18th, 2015

澄み切った空気が流れ、通りを歩けばどこか大人の雰囲気を感じる街。それが長野県松本市の魅力です。普段は松本城ばかりに目が行ってしまうけれど、それ以外の楽しみ方も豊富なのです。今回は、大人が楽しい歩き方をご紹介します。

ぶらり楽しい蔵の街

松本市を歩くと、すぐに気が付くのが街のあちこちで目にする蔵の多さ。400年もの歴史を持つ城下町ならではの風景は、国内はもちろん、海外からの観光客も魅了しています。その中でも、中町通りは、松本民芸家具のお店や、小さいけれどお洒落なレストランなどが立ち並ぶ、街歩きにぴったりの場所です。

蔵造りのお店が扱うのは、漆器から家具まで実に様々。一軒一軒お店を回っているだけで、何時間でも過ごせてしまいます。

松本民芸家具は、国産の落葉高木を使って手作りされるのが特徴です。欧米の家具デザインをベースに、現代の人と生活にマッチする実用的なものが多く揃います。使いこむほどに味わいが出る家具として、全国で愛されています。

お城だけじゃない!大人が楽しい街「松本」の歩き方
(C)Sae

こちらは、中町通りから少し外れた通りにある蔵造りのお店。こんな風に、街中に白壁と黒なまこの土蔵が隠れています。

お城だけじゃない!大人が楽しい街「松本」の歩き方
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お城だけじゃない!大人が楽しい街「松本」の歩き方
(C)Korkusung/Shutterstock.com

お城にほど近い「縄手通り」は、江戸期の城下町を再現した通り。お土産屋さんや、青果店、カフェが立ち並びます。メインキャラクターの蛙のインパクトは絶大で、外国人観光客からは、Frog Street(フロッグ・ストリート)と呼ばれることも。

過去と現代が交錯する街

街歩きの後は、観光スポットを巡るのも一興。松本には、過去を感じさせる重要文化財や、現代芸術を満喫できる美術館があり、どんな旅人の好奇心も満たしてくれます。

旧開智学校は、明治9年に建設された校舎を保存した観光スポット。昭和36年に国の重要文化財に指定されました。現在は、教育博物館として多くの観光客の知的好奇心を満たしています。

こちらは、松本市美術館。美術館正面には、水玉模様でお馴染みの草間彌生氏の作品が展示されています。草間氏は、実は松本市出身。そのため、市内を循環するバスには、あの水玉模様が施されたラッピングバスが走っているんですよ。

バーが集まる夜の松本

松本は、実は「バーの街」としても有名。中心地には、オーセンティックなバーから、気軽に楽しめるアイリッシュパブまで揃っています。

「メインバーコート」は、蔵造りのビルの2階にあるオーセンティック・バー。こちらでは、なんと500種類以上もの洋酒やカクテルが頂けます。木をふんだんに使用したインテリア、そしてしっとり落ち着いた空気は、松本の雰囲気にぴったり。

こちらは、アイリッシュパブ「OLD ROCK」。外国人観光客はもちろん、地元の人も通う本格派です。パブなので、わいわい飲みたい夜にはぴったりです。

落ち着いた雰囲気の中で、のんびり観光を楽しめる街。それが松本市です。澄み渡った空気の中、心の赴くままに散策すれば、自分だけのお気に入りが見つかるかも知れません。

[新まつもと物語]
[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

Sae

Sae ライター

バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。

バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。

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