国民食・ホットケーキ!
1月25日は「ホットケーキの日」。
なんでもこの日は、日本の観測史上最低気温を記録した日で、少しでもあったかい気分になれるよう、「ホットケーキの日」と定められたのだとか。
ホットケーキからほこほこと立ち上る白い湯気。そして、ふんわりと優しいあの弾力。ホットケーキには、人をじんわり温かい気持ちにさせる何かがつまっています。
そんな誰もが愛してやまないホットケーキですが、忘れてはならないのが、ホットケーキのおとも、メープルシロップ! たらりとかければきらきらと黄金色に輝き、ホットケーキの味わいをさらに高めてくれる相棒です。
砂糖小屋で本場のメープルシロップを味わい尽くす!
メープルシロップといえば、カナダのケベック州です。
シュクレ・デ・ラ・モンターニュという町では、昔ながらのメープルシロップ作りの伝統的風景を体験できるイベントがあります。もちろん、メープルシロップを使ったお菓子もいろいろ。
馬車に乗ってカエデの林を抜け、いざシュガージャック(砂糖小屋)へ!
メープルシロップはカエデの幹から樹液をとり、それをひたすら煮詰めて作ります。何世紀にもわたり受け継がれてきた伝統的なシロップ作り。一口なめればそのあまりの美味しさに、深い感動が押し寄せてくるはず!
おすすめは2~4月の収穫シーズン。雪ですっぽりおおわれた町は、メープルシロップの香りでいっぱいに。雪の上にアツアツのメープルシロップを流し、冷やし固めて作る「メープル・タフィー」はぜひ食べてみたいものです!
カナダのベーコンやハム、ミートパイなどのグルメも見逃せません。もちろん、メープルシロップをかけて食べるのがケベック流。
好みのメープルシロップを探してみよう!
カナダのメープルシロップは5段階の等級に分けられます。樹液を採取した季節や、カエデの調子などによって、色や味に差が生まれます。
最上級は「エキストラ・ライト」と呼ばれ、続いて「ライト」「ミディアム」「アンバー」「ダーク」の順に、色が濃くなるほど等級が下がります。ただ、好みは人それぞれです。こくのある「アンバー」が一番好きという人も。ホットケーキに合う、自分好みのタイプを見つけてみたいですね。
[Photo by Shutterstock.com]