恋する人すべてにとって特別なイベント「バレンタイン」。
日本では女性から男性にチョコレートを贈るのが一般的ですが、海外では男女お互いが思い思いのプレゼントを贈り合い、カップルが甘い甘い1日を過ごす日でもあります。今年のバレンタインはふたりにとってより心に残る特別なものにしたいという方のために、パートナーへの深い愛情さえあれば、誰でも低予算で簡単にできるアイデアをお伝えします！
愛情の大きさとプレゼントの価値を一緒にしない
人によって考えは様々ですが、プレゼントと愛情の量は必ずしも比例するものではありません。大切なのはプライスタグの数字の大きさより、プレゼントに込められた相手への愛情や想いの大きさ。プレゼントの豪華さではなく、相手の喜ぶ顔を想像しながら、ああでもない、こうでもない･･･とプレゼント選びをするあなたの気持ちが伝わること、相手に喜んでもらえることが何より大切です。
100本の花束よりも、愛情たっぷりの1輪のバラを
「喜んでもらえるとっておきのプレゼントをしよう！」と意気込んだものの、何を選べば良いのか･･･とお財布と頭を抱えて悩んでしまう方。難しく考える必要はありません。心からの愛情がこもった1輪のバラは、100本のバラの花束だって叶わないのですから。
手作りする
大好きな人からもらって嬉しいのは高価なアクセサリー？ それとも愛情がたっぷりと詰まった1枚の手書きのメッセージカードでしょうか？ 愛する人が自分のために時間を割いて作ってくれたもの、書いてくれたものほど愛情を感じられるものはありません。完璧にできなくてもいいのです。手作りチョコ、手料理、ハンドメイドのブレスレット、アクセサリー、メッセージカード。あなたの思いつくものならなんでも構いません。世界にひとつだけの特別、きっと喜んでもらえるはずです。
大切な人のために何ができるか考えてみる
あなたが大切な人の笑顔のためにできることは何ですか？ いつも遅くまで仕事をしてくれる彼、旦那さんのために、マッサージをする。いつも家事を全部引き受けてくれる彼女、奥さんのために料理やお皿洗いを手伝う。思いつくことはたくさんあるはずです。「いつも私たちのために、ありがとう」と感謝の言葉もそっと伝えたいですね。
ふたりの思い出を呼び起こすプレゼント、ただしチープなものを
ふたりのとっておきの思い出を呼び起こしてくれるアイテム、でも、あえてチープなものを選びましょう。雪が降る初デートの日を髣髴とさせるスノードーム。楽しかった夏の旅行を思い出させてくれる貝殻のキーホルダー。「あの日のこと覚えている？」とメッセージを添えて。おもちゃのようなちょっとチープな雰囲気のおかげで、こそばゆい気恥ずかしさも少し軽減されます。
「あなたのためだけの時間」をプレゼントする
毎日のように顔を合わせている彼、彼女。だからこそ、つい携帯をいじりながら、テレビを見ながら、仕事や家事について考えながら･･･と、何かをしながらなんとなく一緒に過ごしている時間がほとんどではないでしょうか？ バレンタインの1日、せめて夜だけでも、大切な人のためだけにあなたの時間を使ってみませんか？
お家でロマンチックディナーを
高級レストランでなくとも、とっておきのロマンチックディナーをお家で楽しめます。テーブルにお花を飾り、キャンドルを灯し、愛情たっぷりの手料理をセッティングすれば完璧。ハンバーグをハート型にしてみたり、オムライスにケチャップでハートを描いてみたり、デザートのお皿にチョコペンで甘いメッセージを書いてみたり、食べ物や盛り付け方にもこだわってみて！
ふたりっきりで星空を眺める
満天の星空が見える場所へ出かけましょう。用意するものはあたたかい飲み物、夜食、分厚めのシート、そしてふたりが一緒に包まれる暖かい毛布です！
思い出話をする
アルバムやデータ保存している写真を一緒に1枚1枚眺めながら、ふたりの思い出話に花を咲かせましょう。それから、お互いの子供の頃、出会う前の楽しい思い出話も。童心にかえれば、より大切な人のことをより深く理解できたり、新たな発見があるかもしれません。
「愛してる」と言葉で伝える
「好きだなんて、今更言わなくてもわかっているだろう」だなんて思っていませんか？
気恥ずかしくて今更そんなこと言えないという方もいる思いますが、しっかりと言葉にして伝えることはとても大切です。「愛してる」「あなたがいてくれて幸せ」「これからもずっと一緒にいようね」など、毎日口にするには気恥ずかしくても、特別な日こそはぜひ自分の言葉で伝えたいですね。ふたりの愛情･絆がより深いものとなるはずです。
何かピンときたものはありましたでしょうか？ これらのアイデアはバレンタインだけではなく、ホワイトデー、クリスマス、お誕生日や記念日などにも応用していただけると思います。大切な人と、とっておきのロマンチックな1日を過ごしてくださいね。
[Making Valentine’s Day Special on a Budget]
[All Photo by Shutterstock.com]
PROFILE
小坂井 真美 ライター
クロアチアの首都ザグレブ在住。現地での色々な仕事の傍ら、フリーライターとしてクロアチアを中心とした南東欧諸国について執筆。趣味は街歩き、食べ歩き、寺歩き、そぞろ歩き。仲間、明るい太陽とおいしいごはんがあれば幸せ。人生は旅。たくさんのモノ・人・土地と出逢いをエネルギーに、日々心の赴くままに邁進中。
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