メキシコの屋台料理大集合!あなたは、どれだけ知っていますか?
お得に現地の味が楽しめる屋台料理。メキシコでは有名なタコス以外にも、美味しいストリートフードがたくさんあります。ここでは、メキシコの代表的な屋台料理12品を紹介します。現地名物の「モクテスマ(アステカ帝国最後の王)の呪い」=食あたりを避けるためにも、できるだけ混んでいて回転のいいお店を選びましょう。食材に直射日光が当たっていないかどうかも、ポイントです。
1:タコス (Tacos)
メキシコ料理の王道といえば、タコス。色んな種類のタコスがありますが、中身の具は肉を調理したものがメインです。
タコスのなかでも定番の豚肉のタコス、タコス・アル・パストールはぜひ、試してほしい一品。
詳しくはTABIZINEの記事『メキシコに行ったら必ず食べたい!タコス・アル・パストール』をご覧ください。
2:トスターダ (Tostada)
カリカリに焼いたトルティージャの上に鶏のゆでた胸肉を裂いたもの、またはシーフードのマリネなどの具をのせたもの。刻んだレタス、トマト、タマネギなどの生野菜がのることも。レモン汁、サワークリーム、サルサを加えていただきます。
3:ケサディージャ (Quesadilla)
シンプルなチーズのみのケサディージャ(C)Miho Nagaya
トルティージャに具(チーズや肉、チョリソ、マッシュルームやズッキーニの花など)を入れて二つに挟み、焼いたものか、揚げたもの。一般的に、トルティージャの間にチーズが入って二つに折ってあるものが、ケサディージャと呼ばれますが、メキシコシティでは、チーズが入っていなくてもトルティージャが二つに折ってあり、具が入っているものはケサディージャとされます。
4:ソペ (Sope)
トルティージャよりも厚めの小ぶりなマイスの生地をラードで揚げて、フリホーレス、レタス、タマネギ、肉、フレッシュチーズ、サルサ、サワークリームを載せます。
5:ゴルディータス(Gorditas)
厚めのマイスの生地のなかに総菜を挟んだものを、たっぷりのラードで焼きます
6:トラコヨ(Tlacoyo)
トルティージャのなかに、フリホーレス(煮豆)、チチャロン(豚の皮)などの具を入れた、メキシコ版おやきのようなもの。チーズやクリーム、コリアンダー、サルサなどをトッピングしていただきます。小腹がすいたときにぴったり。
7:ワラーチェ(huarache)
ズッキーニの花とマッシュルーム入りのワラーチェ(C)Miho Nagaya
タコスよりも大きい楕円系のトルティージャ(その形状から、「huarache=草履」と名付けられています)に具がたっぷりのったもの。
8:タキート(Taquito)
トルティージャを細く丸めたものを揚げたもの。レタス、サワークリーム、チーズ、サルサをかけていただきます。Flauta(フラウタ)Taco Dorado(タコ・ドラード)とも呼ばれます。
9:トルタ(Torta)
ボリュームたっぷりのメキシコ版サンドイッチ。パン(ボリージョ)にフリホーレス(煮豆ペースト)かマヨネーズをたっぷり塗り、ビーフやチキンカツ、ソーセージ、ハムのようなメインの具と、アボカド、トマト、タマネギ、チレのマリネなどを挟んだもの。種類も豊富で、量も多いので、一個でお腹いっぱいになります。
10:パンバソ(Panbazo)
じゃがいもとパンという炭水化物過多なコンビネーション(C)Miho Nagaya
サルサにひたしたパンに、じゃがいもを潰したものと、チョリソを和えたもの、レタスなどが挟まれています。
11:タマレス(Tamales)
メキシコ版ちまきのようなタマレス(C)Miho Nagaya
朝ご飯に食べる人も多いタマレス。トウモロコシの粉の生地のなかに、具を入れて(サルサと和えた鶏肉、チョコレートソースのモーレ、マッシュルームなど色んな種類があります)、トウモロコシの皮に包み、蒸したものです。バナナの皮に包まれたオアハカ風タマレスもあります。
12:エローテ (Elote)
マヨネーズをたっぷりかけたエローテ(C)Miho Nagaya
メキシコの焼きもろこし。炭火で焼いたマイス(メキシコ原産の白いトウモロコシ。日本の黄色いトウモロコシとは異なり、甘くない)に、マヨネーズたっぷり塗り、チーズ、チレ(トウガラシ)の粉、レモン汁かけます。そのコンビネーションが最高。
油と炭水化物多めですが、やみつきになりそうなものばかり。旅の際にぜひ、チャレンジしてみてください。